『KULT』のプレイレポートを書いてから、アクセスがぐぐっと伸びてきました。さすがカルトTRPG。ありがたいことです。
そこで、もっと『KULT』に興味をもって頂ければなぁと思い、今から『KULT』を遊ぶのに必要な本を私の経験をふまえつつ書いておくこととします。
オリジナルと英語版第1版
『KULT』は、元はスウェーデンで生まれたTRPGでした。それを英語に訳したのが英語版第1版です。スウェーデン由来だから『CULT』じゃなくて『KULT』なのでしょうね。残念ながらこのあたりのことはほとんど知りません。スウェーデン語も読めませんし。表紙はたしか枷につながれた天使らしき人物だったと思います。
英語第2版
次に出たのがこの第2版です。私が『KULT』の情報を知ったのも、この第2版からです。ルールや世界観も魅力的だったのですが、一番惹かれたのは表紙アートでした。小さな画像でしか見たことはないんですが、複数の人間のシルエットで構成された渋くてかっこのよい表紙です。情報を知ってすぐさまイエサブとか探したんですが、知るのが遅かったせいか見つけることはできませんでした。これも今やほとんど幻の本ですが、海外通販なら見つけられる可能性があるかもしれません。
ルールが手に入らずしょんぼりしてた私ですが、そこに救いの手が! 「7cercle」という会社が3版を出すとの情報が入ってきたのです。私は大喜びしてその日を待つことにしました。
“Rumours”
そして出たのが『KULT Rumours』です。第3版用プレイヤーハンドブック的位置づけの本ですね。ドキドキしながら待って、なんとか手に入れて苦労しながら読んだのですが、この本はプレイヤーハンドブックだけあって、マスター用のルールがほとんど書かれていません。キャラクターを創って冒険や戦闘するところまではできるのですが、恐怖判定とかがほとんど書いていないので『KULT』にならないのです。撃ち合い有りの現代物とかはできますが、わざわざ『KULT』でそんなことやらんでも良いし。表紙は暗い緑色の背景に赤毛で色白の人物が描かれているものです。
まぁ、この時はマスター用の本がすぐに出るから良いだろうと思っていました。
しかし、次の本が出るまで2年ほど待たされました。
“Beyond the veil”
そして遂にでたのが『KULT Byond the veil』です。期待に違わない素晴らしいルールブックでした。表紙はシンボルの刻まれた聖印のようなものをつかんだ手です。背表紙には、黒色の背景に暗い赤でKULTと書かれています。
これは基本ルールと2版の時にサプリメントで出ていたルールを統合した本で、ゲームに必要な情報のほとんどすべてがここにありました。そう、『KULT Rumours』の情報もすべて載っていたのです。なんじゃ、そりゃあ! あの本の存在意義はどこにあるんだ! と叫びたくなりましたが、『KULT Rumours』のおかげでプレイヤー関係のルールを訳す時間が短縮されたので、気にしないことにしました。でも、英語を普通に読める人は怒ったと思います。
というわけで、今から『KULT』に手を出す人は、『Byond the veil』さえ買えば基本的な部分はほとんど事足ります。『Rumours』を買う必要はまったくありません。強いて言えば、英語がペラペラのプレイヤーに貸し出すには良いかもしれませんね。
そしてそれから
英語版の展開はここでストップしました。しかし、どうやらフランス語ではもっと多くのサプリメントが出ているようです。うーむ、うらやましい。
まとめ
つまり『KULT』がやりたい人は第3版の『KULT Byond the veil』を買えばよいということです。興味がある人はすぐに買うことをおすすめします。「もうちょっと英語がうまくなってから買おう」という考えを持っている人は考え直した方がよいでしょう。洋書はうっかりしているとすぐになくなってしまうし、いったん見つからなくなると探すのが大変なのです(海外通販をすればなんとかなるとは思いますが)。私も洋ゲーを買いそびれて何度後悔したことか。それに買って文章を読みながら勉強した方が、英語の上達も早いですよ。やっぱり明確な目的があるというのは強いです。
参考までにアマゾンのアドレスを書いておきます。もう新品はなくなってユーズドだけしかないようですけど。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0971860513/qid=1143734531/sr=1-131/ref=sr_1_0_131/503-6833046-1521509
追記:なんとなくしっくりこないので4月1日に題名を変更。
theme : TRPG
genre : ゲーム