カリオストロの城のルパンの台詞
私の獲物は悪い魔法使いが高い塔のてっぺんにしまいこんた宝物どうかこの泥棒めに盗まれてやって下さい
金庫に閉じこめられた宝石たちをを救い出し、無理矢理花嫁にされようとしている女の子は緑の野に放してあげる、これみんな泥棒の仕事なんです
これまでは格好いいだけの台詞だと思ってたけど、考えてみると結構意味深い言葉だな、これ。
「ルパンがクラリスを助けにきた」
ではなく
「泥棒が女の子を助けにきた」
ってことを、わざわざ強調してるように読める。
ルパンはクラリスと深い仲になること、強い影響を与えてしまうことを恐れているのだろう。
そのため、個人としてのルパンではなく、泥棒の役割をはたす一人として助けるような言い方をしたのではないだろうか。
その理念と、クラリスに影響を与えたいという感情のぶつかり合いの葛藤が表に(しかし、クラリスには見えない位置で!)出ているのが、ラストのクラリスへ回す手の躊躇いなのだろう。



