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 野外を探索する一行は、沢でただならぬ雰囲気をもった熊に遭遇する。

(おお、人間ではないか。どうする?、ふむ、では少し楽しませてもらおうかな)
 一行の頭の中に”声”を響かせながら襲いかかってくる熊。
「テレパシーだと!?」
「こいつが噂に聞いた”チェインド”ね!」*1
「動物に憑依するズ’ブリか!」
(その通りだ、人間よ。さぁ我々を楽しませてくれ)

 熊はけっこう強かった。
 が、一行は軽く撃退する。

 フォールンになってからの初めての戦闘に勝利し、一行は自信をつける。熊を解体し、皮をはぎ、肉を保存食に加工した後、一行はフォールンの村から数日ほどかかったところにある、廃墟がたくさんあるという地域を目指すことにする。

 くだんの場所についた後、探索の後に、一行は荒らされていなさそうな廃墟をやっと見つける。が、一行はそこで8体もの動く死体「ゾンム」に遭遇してしまう。「ゾンム」とは、Tribe8世界におけるアンデッドの総称のこと。ゾンビもスケルトンもミイラもみんな「ゾンム」と呼ばれている。
 会ったのはゾンビ型のゾンム。数は多かったが行動が遅いので、一行は離れたところからの遠距離攻撃で対処、これまた簡単に撃退する。


 ゾンムが出てきた廃墟に入ったヘイは、そこが警察署だったことに気がつく。
「警察署からゾンビなんて、まるでバイオハザードね」
「なんだって?」
「いや、こっちの話」

 獲物のレリックは、回る椅子だった。ヘイは警察署でこれかと落胆。しかし、警察署の話を聞いたシビランは楽しそう。
「法律の部族テラシェバンの所に持っていこう、古代の法律の守護者の持ち物だったと言えば、値打ち物だって奴らは考えるって!」
 経済はなにごとも需要と供給である。

 そこで一行は、トライバルのいる村を目指すことにして、歩き始める。
 その途中、一行は一人の男に会う。

「よう!、あんたらフォールンかい?、俺はカマロ。キーパーの探索者さ」

 ヘイがいたこともあり、一行はカマロと意気投合し、取引を開始する。その結果、一行が持っていたカメラと、カマロが持っている原動機付きリアカーを交換することに。

「こいつは便利だぜ。運べるアイテムの量が段違いに増えるからな。自動車ほど複雑な機構をしていないから、あんたなら修理もできるし」
「えっ、カメラと車の交換でいいの?」
「かまわんよ、小さい物の方が見つけにくいからな。ただ、俺はここまで自動車できちまったんで、置いてあるトライバルの村まで戻る必要があるけどな」
「ジドウシャを動かせるのか?」
「ああ、俺はキーパーの力で燃料を補給できるからな。あんたが運転を交代してくれるんなら、村まで乗せていってやるぜ」*2

 かくして一行はカマロの車で、トライバルの村に行くことにするのであった。


 その日の夜、野営中の出来事。

 ごろごろごろ

「おや……うむ。遅番の方の野営は誰ですか? パラディンのジョンとドルイドのジェミーね。二人は聞き耳判定してください。……ええと、その値だと何も聞こえないですね。じゃあ、次は視認判定してください。……何も見えないようですね」

 ごろごろごろ

「じゃあ、ジェミーは突然、背後から爪で引っ掻かれます」
「いたーい!」

 ジェミーの悲鳴で気づいたジョンと目覚め判定に成功したシビランとヘイが見たのは、ジェミーに襲いかかっている縞模様の巨大な猫だった。

「って、虎かよ!」
「私はおいしくないですよぅ」

 戦闘開始!、虎のイニシアチブは早く、立ちすくみ状態のジェミーに襲いかかる。
「”つかみ強化”を持っているので、虎は噛みつきで倒してからの爪での”引っかき”を狙います」
「ひっかきまで持っているのか!」

 運の良いことに、虎は噛みつきに失敗。爪での攻撃を当てるにとどまる。それでもダメージは甚大。精神集中技能のために耐久力を上げてあるドルイドでなければ死んでいただろう。チェインドではないが、虎は恐るべきハンターであるのだ。*3

 しかし、ジェミーは生命を司るファティマ、エヴァ・ザ・マザーの部族の出身者である。彼女はエヴァンに伝わる回復の「アスペクト」を試みる。*4
 「アスペクト」とは、効果が固定化されたシンセシスのことである。1つ覚えるのに特技スロット1個使い、しかも柔軟性にかけ難易度も高いが、効果は強力無比。彼女が使おうとしているアスペクトは「アニマ」、難易度を超えた数値×1d6のHpを回復する治癒のアスペクトである。失敗する確率も高いが、成功すれば瀕死の人間のHpを全快することも不可能ではない大技だ。

 そして……判定は無事成功。ジェミーは危機を脱する。ここで戦闘の大部分は決着したと言っても良かった。さしもの虎も数の優位をくつがえすことはできず、Hpが半減したところで逃走を試みる。が、虎の毛皮に目を付けた一行の遠距離攻撃により、とどめをさされるのであった。
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 四人が連れて行かれたは、フォールンの開拓村だった。女性の言っていた通り、村の人間は、貴重な労働力として四人を歓迎した。疫病の患者の治療のために、村は多くの物資を引き渡してしまっていたため、物資を手に入れてくれる労働力を必要としていたのだ。そのため四人はさっそく村の外での物資調達の仕事を頼まれることとなる。

 村でフォールン加入の儀式を受け、慌ただしくアウトルックに加入した一行は、まず装備を整えようとする。が、物資が足りない村ではそれは難しかった。*1
 ジョーナイト・パラディンのジョンは、村で余っていたハーフプレートと木製ヘヴィシールドをもらえたので防御面はなんとかなったが、武器は余っていなかったのでグレートクラブを使うことに。「パラディンの武器が棍棒とは……」、ショックを受けるジョン。

 キーパー・エキスパートのヘイは、ヴェーダー卿からレリックの6連発リボルバーを餞別代わりにもらう。
  ドゥームセイヤー・ソーサラーのシビランとエヴァン・ドルイドのジェミーは、シンセシス使いということで装備はなし。革鎧をほしがったが、革鎧は需要が高いため村にもう残っていなかったのだ(ハーフ・プレートは重装鎧を好む戦士がいなかったので残っていた)。経済はなにごとも需要と供給である。*2

 一行の任務は「中型動物8匹分の価値のある物を持ち帰ること」。貨幣経済が無くなってしまったので、曖昧な言い方になっているが、ようは物資調達である。村の近くでひたすら狩りをするも良し、旧世界の廃墟を漁って価値の高いレリックを発見するも良し、誰かを襲って持ち物を奪うのも良し、何をしても良いのである(もっとも最後の奴は相手を選ばないと大変なことになってしまうが)。*3

 手始めに村の周りを回っていた一行は、村から1日ほど離れた場所で、まだ荒らされていない廃墟を見つけ、「ずんどう鍋」を入手する。これで金属を使った装備を作ってもらえるぞと喜ぶ一行。*4

 その後も、川をわたろうとして溺れたジョーナイト・パトロールの人間を助け、お礼にロングソード+1をもらったり、アナログカメラを拾ったり、ダリアンのキャラバンに遭遇したりしながら、一行は意気揚々と野外の探索を続けるのであった。*5


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 ジョーナイトのジョン、エヴァンのジェミー、ダリアンのシビランは、罪人としてテラシェバンの裁判官の前に引き出されていた。*1
 ジョンは命令に背いた咎で、ジェミーは母なるエヴァの規律を破った咎で、ダリアンは重要な公演を休んだ咎で、である。*2

 裁判官は厳かに宣言する。
「偉大なるファティマが定めた法を破った罪は重い。汝らを追放刑に処す。部族の外でのたれ死ぬが良い」

 三人はすべての装備品を剥ぎ取られ、林の中にうち捨てられるのであった。

 サバイバル技術に長けたジェミーのおかげで、三人はなんとか食料と水を得ることができるたのだが、先行きは暗い。武器も防具もないので、獣でも襲ってきたらかなり厳しいことになるだろう。

 獣を警戒し聞き耳を立てる三人は、奇妙な音を耳にする。轟くような、響くような、風の音。そして音がしていた方向を見ていた彼らは、強い二つの光を放つ巨大な何かを目の当たりにする。

 驚く三人のもとに、巨大な何かから降りた一つの人影がやってくる。
 近づいたその人影は、とんでもなく奇妙な姿をしていた。目は平べったく大きく、口からはくちばしのような物がはえ、光る円盤をぶらさげている。そしてシュコーシュコーと呼吸音のような音を立てている。*3

「お、お前は誰だっ!?」
「アイム、ユア、ファーザー!」
「は?」

………
……


「私たちは予言に従い、追放された貴方達をフォールンの部族に誘うためにやってきた者です。私たちと一緒に来てくれませんか? フォールンは貴方達を歓迎します」

 奇妙な人物のあとに続いてやってきた女性はそう語った。部族の予言者ドゥームセイヤーとやらが、ここに見こむがある人間が捨てられると予言したので、やってきたとのことだった。*4

「驚かしてて、すまなかったな。俺はアナキン。ダース・ヴェーダーと呼んでくれ。さっきのは劇的な出会いの瞬間に使う、まぁ、古代の挨拶みたいなものさ」

 奇妙な人物は、キーパーと呼ばれる旧世界の知識に詳しい集団の者だと名乗った。

「俺たちはフォールンに協力しているのさ。ファティマべったりの部族連中よりつきあいやすいし、フォールンはレリックを発見してくれるからな。レリックと言うのは旧世界、つまりズ’ブリが来る前の世界の遺物のことだ。お前達も見つけたら教えてくれ。旧世界の物品なりなんなりと交換してやるよ。例えばこんな飲み物はどうだい?」*5

 ダース・ヴェーダーはガラスらしい入れ物に入った黒い、飲むと口の中でパチパチする甘い飲み物を振る舞いながら話を続ける。

「そいつは古代アメリカの魂、あるいはアフリカの神様さ。どうだい?、なかなかいけるだろう? 旧世界の遺物にはこういういかした物がたくさんあるんだ。え?、どんな物が値打ち物かわからないって?、それなら心配ない」

 そう言うと、ダース・ヴェーダーは巨大な何かの方に声を掛けた。すると、そっちの方から一人の娘が歩いてきた。

「彼女の名前はヘイ。キーパーの街でキーパーの知識を学んだフォールンさ。これからはこいつが探索行に同行するから、困ることはないと思うぜ」

 ヘイの挨拶がおわると、さっきのフォールンの女性が三人の方に向き直った。

「さぁ、どうします? 私たちといっしょに来て、フォールンとして生きる道を選びますか? それとここに残ることを選びますか?」

 三人の答えはもちろんイエスだった。

「そうですか、では、貴方達が暮らすことになる村に向かうことにしましょう。人手を必要としているそうですから、きっと、歓迎されると思いますよ」*6

 かくしてジョン、ジェミー、シビラン、ヘイの四人は、フォールンとして生きる道を歩み始めたのであった。


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 遅くなりましたが、この間やった『Tribe8 plyer's handbook』(写真のヤツ)に載っているd20システム用ルールを使った遊んだ『Tribe8』の報告です。

 といっても、ルールブック全訳しているわけでもないし、完璧な英語力があるわけでもないので、間違ったりルールブックと異なったりしている部分があるかもしれません。そのあたりは暖かい気持ちで許してくださいな。


 参加キャラクターは以下の通り。

ジョン・ジンジャーエール/男/20歳
出身:ジョーナイト/アウトルック:ヘライト/クラス:パラディン5

ジェミー・カナディアン/女/23歳
出身:エヴァン/アウトルック:ライトブリンガー/クラス:ドルイド5

シビラン/男/15歳
出身:ダリアン/アウトルック:ドゥームセイヤー/クラス:ソーサラー5

ヘイ/女/16歳
出身:キーパー/アウトルック:ジャッカー/クラス:エキスパート5

 しかし、これをいきなり見せられても「アウトルックと言われてもなにがなんだか、メーラー?」「ローグもクレリックもいないなんて正気の沙汰とは思えない」「なんでNPC用クラスのエキスパートが混じっているんだ」などなどの疑問があると思いますので、まずキャラクター作成というかレギュレーションのおおざっぱなやり方から説明することとします。

120.gif



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 近くのレンタルビデオ店がサービス期間になったので『R.O.D THE TV』をまとめて観ています。

 テレビ放映時にも観ていたのですが、10話あたりで録画に連続して失敗したので、あとでレンタルしようと思い、途中で観るのを止めていたのです。テレビ放映は20話で打ち切りになったので、まぁ、遅かれ早かれ観られなくなったのですが。

 で、今まで観ていたのですが、テレビ版って小説版と全然違うのね。小説は完結していないからしょうがないとしても、ねねねがドレイクやウェンデイのこと知らないのには驚きました。OVA版準拠というのに、途中まで気づきませんでした。

 あと、20話が凄かったです。なにもこんなところで打ち切らんでも、と思うほど続きが気になる話でした。ええと、なんですか、海外ドラマ方式?


 ぴろきさんの「月夜の森」で知ったのですが、マングース版『RuneQuest』(ルーンクエスト)の発売時期が決まったそうです。コアルールブックが7月に発売予定とのこと。

ttp://icv2.com/articles/home/8503.html

 記事を読む限り、著者の筆頭はRobin Laws(ロビン・ロウズ)。『HeroQuest』(ヒーロークエスト)の人のようですね。グローランサ関係以外だと、『Over the Edge』(オーバー ジ エッジ)が有名でしょうか。あとアースドーンのホラー本にも関わっているようです、知らんかったよ。

ルーンクエストコア表紙



やってきました、d20システムで『Tribe8』!
結論から言うと、かなり面白いセッションになりましたよ!
色々とアレなところはありますが、これはなかなかいけるゲームかも!

システムそのものは少々足りないところがあるっぽいですが、やはりあの世界観を戦闘有りで楽しめるというのはデカイです。シルエットシステムじゃあ、のんきな戦闘なんて多分ありませんからねぇ。


隣の卓は『ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Edition』で付属シナリオ。
あとで、参加していたありまさんからボスの話を聞いてビックリする。何で、そんな奴と戦ってんの? まさか伏線?、あとでそういった連中が攻めてきたりするのか?、クシャーンみたいに?

ああ!
そんなメタプロットを考えているとしたら、俺はブレカナを本気で尊敬するぞ!
本気でだ!


明日、くだんのd20システム使っての『Tribe8』をやろうと思っていたんだけど、いろいろあっててんやわんや。シナリオを再調整して忙しく過ごしたり、にも関わらず『スペースアルプス伝説』をじっくり読んだりしたりしてました。

そしたら新たな発見がありましたよ!
俺、この漫画好きなんだけど、ヒロインの名字覚えてなかったよ!
リッチーの本名もジョニーの本名もたぶん今日初めて知ったよ!

まつりの名字って、氷室だったのか……
調べてみたら、劇中でもちゃんと名乗っていました。気づかなかった……




「まさか」って感じだがグッときたぜ!!

という台詞を覚えておいでだろうか。ジョジョの奇妙な冒険第四部における仗助の名台詞である。非常にかっこいいシチュエーションで発せられる、非常にかっこいい台詞なので私はこの台詞が大好きなのだ。

あまりに好きなので、どんな台詞の後にも付け加えたくなるほどにっ!
あまりのかっこよさに君も「まさか」って感じだがグッとくること間違いなしだ!


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 ゲームをやる予定日が近くなってきたのでもうちょっと説明。

 『Tribe8』(トライブ8)はカナダのTRPGゲームメーカー「Derampod9」(ドリームポッド9)が98年に発表したTRPGです。このメーカーはそれまで日本のアニメ風のSFロボットTRPG『HeavyGear』(ヘビーギア)や『JovianChronicles』(ジョビアンクロニクル)を創っていたのですが、一気にファンタジー方向に方向転換して創ったのが『Tribe8』なのです。

 『Tribe8』はシルエットルールシステムという、Dreampod9が創った汎用ルールを使っているのですが、今回は『Tribe8 plyer'shandbook』というサプリメントに載っているd20用のルール「OpenGamerule」の方を基本ルールとして使用することにします。

 シルエットシステムを使わないで、d20ルールを使うのは以下のような理由からです。


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電波の不具合のおかげで、ライトノベルをアニメ化した番組『涼宮ハルヒの憂鬱』が見られない。

いったいどんなできなのだろうか大変気になるところだ。
気になるといえば、今回の放送期間中に『涼宮ハルヒの消失』のエピソードまでやるかどうかも大変気になっている。あれをやるかどうかは重大なポイントだぞ。野球あたりで終わるんじゃなかろうな?


 ジョセフ・ジョースターの波紋の先生にして母親のリサリサ。
 波紋の達人と言うことはかなりの長寿だろうとは推測されるが、第二部以降、彼女の消息はようとしてしれない。

 そんなリサリサのその後について、ちょっとした仮説を思いついたので、ここに書いておくことにする。

 以下の台詞は第三部冒頭、ジョセフがディオの念写写真を承太郎に見せる直前のものである。

「わしの首の背中のつけ根には星形のようなアザがある」
「わしの母にもきいたが幼い時死んだわしの父にもあったそうだ…どうやらジョースター家の血すじには皆この星形のアザがあるらしい」
「今まで気にもとめなかったこのアザがわしらの運命なのじゃ」

 「今まで気にもとめなかったこのアザ」と言っているということから、ジョセフはディオが念写に写るようになってから、このアザに注目するようになったということが推測できるだろう。

 そしてジョセフは写真を見せながら、こう続ける。
「やつが甦って4年、わしの「念写」もおまえの「悪霊」もここ一年以内に発現している事実…おそらくはDIOが原因!」

 ということは「ジョセフが星形のアザに注目するようになったのは念写ができるようになった一年以内の出来事」だといえるだろう。

 このことを念頭に置いて、もう一度ジョセフの台詞を読み直すと一つの事実に気が付くはずだ。

 ゴゴゴ

「今まで気にもとめなかったこのアザがわしらの運命なのじゃ」

 ゴゴゴゴゴゴ

「やつが甦って4年、わしの「念写」もおまえの「悪霊」もここ一年以内に発現している事実…おそらくはDIOが原因!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「わしの母にもきいたが幼い時死んだわしの父にもあったそうだ…どうやらジョースター家の血すじには皆この星形のアザがあるらしい」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「今まで気にもとめなかった………
「ここ一年………
「わしの母にもきいたが………


 ということは、リサリサはこの時点までは生きていたのではないだろうかッ!?



 ………まぁ、リサリサは波紋の達人だし、この年齢(104歳ぐらい)まで生きていてもあんまりおかしくはないんですけどね。その後の情報がほとんどない人なので、ちょっとした発見でも嬉しくなって書いた次第です。


 かって世界は、鉄と技術と人々に溢れていたという。しかし、今や見る影もない。広がるのは廃墟ばかりだ。無理もない、世界は一度滅ぼされたのだから。

 世界を滅ぼした災厄の名は「ズ’ブリ」。霊的世界の向こう側からやってきた蹂躙者たちだ。物質世界にくる前は美しい存在だったらしいが、今は肉がもたらす苦痛と快楽に耽溺しきっている。奴らは栄華を誇っていた人間文明を崩壊させ、自分たちの楽しみのために人間を苦しめ続けた。地上にあるのは、廃墟と墓場と強制収容所だけとなった。終わりの無いの苦しみの中、人々は旧世界の記憶を失っていった。人類の滅亡は時間の問題と思われた。

 だが、そうはならなかった。
 母なる「女神」が8人の御使いを使わしたからだ。御使い達は、ここ「ヴァイマリー」にあった収容所を訪れ、人々に女神の一側面の力を持つ者達を召還する術を教えた。
 そして8人の「ファティマ」がこの世に顕れた。

 一人目のファティマは、バーバ・ヤーガ・ザ・クロン。妖しき老婆、死と宿命のファティマ。
 二人目のファティマは、エヴァ・ザ・マザー。育て慈しみ束縛する大いなる母、共感と生命のファティマ。
 三人目のファティマは、マクダレン・ザ・ラヴァー。愛と快楽、本能に通じた美しき女、争いと官能のファティマ。
 四人目のファティマは、テラシェバ・ザ・ワイズ。厳格なる法と秩序の司である賢者、真実と叡智のファティマ。
 五人目のファティマは、ダリア・ザ・トリックスター。混沌と変化を愛するトリックスター、幻と移動のファティマ。
 六人目のファティマは、マリア・ザ・フォーギバー、死と引き替えにきまぐれと閃きに満ちた幼子のファティマ、アグネス・ザ・チャイルドを産みし慈悲深きファティマ。
 七人目のファティマは、ジョーン・ザ・ウォーリアー。恐ろしくも誉れ高き戦士、献身と憤怒のファティマ。
 八人目ののファティマは、ジョシュア・ザ・ラヴェジャー。破壊者にして復讐者。死したるファティマ、予言のファティマ。

 ファティマ達に率いられた囚人たちは、ズ’ブリとの戦いを始めた。
 8人のファティマの力と、ファティマが人々に教えた、夢から力を引き出す魔法「シンセシス」の威力により、ズ’ブリは北方の地に敗走するに至った。そしてファティマ達は自分に従う者達を集め、それぞれの部族を作った。
 しかし犠牲も大きかった。ズ’ブリの王との戦いより、ファティマの一人ジョシュア・ザ・ラヴェジャーが死んでしまったからだ。ジョシュアは死に際して「人類に真なる自由をもたらす第八の部族」の登場を予言した。

 それはなぜか?
 人々はズ’ブリから解放されたが、自由になったわけではなかったからだ。
 人々は今度はファティマに支配されることになったからだ。ファティマは女神の一側面でありながら独善的であり、自分に従うものたちには保護と繁栄を与えたが、それ以外の者たちには冷淡であった。多くの者が、ファティマかファティマの覚えのめでたい長老や司祭の怒りや反感をかったがために、部族の外へと追放されていった。

 数え切れないほど多くの者達が、部族を追放されたために死んでいった。しかし、たくましく生き残る者達が出始めた。そうした生き残りの数は次第に多くなり、自分たちを「フォールン」と呼称する一つの集団を形成するに至った。

 フォールンはまだ部族とはいえない、追放者達の寄せ集めの集団にすぎない。
 危険はそこかしこに存在し、敵も多い。敗走させられたとはいえ未だ世界の多くを支配しているズ’ブリ、ズ’ブリに支配され奴隷とさせれている人々・ズ’ブリサーフ、部族の外で生まれたスクワット、旧世界の復活を画策する技術集団キーパーズ、そしてフォールン達を追放した七人のファティマと七つの部族。
 ファティマの加護が得られないフォールンにとって、日々の営みさえ苦難と冒険に満ちている。服を作るためには動物と戦い毛皮をとらねばならない、医術に長けた者の数は限られており病や産褥はたやすく命を奪う、土地は痩せ農業は難しく、交易の相手はフォールンを快く思っていない7部族の者達だ。チームワークをとろうにも、新たに仲間に加わる者たちもまた追放者、一癖も二癖もある連中でもおかしくない。

 前途は多難で、危険と苦しみに満ちている。
しかし、いつの日か彼らは高らかに宣言することだろう。
 自分たちこそが「人類に真なる自由をもたらす第八の部族」、
 「トライブ8」であると!

 過去は死んだ、未来は今ここから始まるのだ!


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 月曜日は『ロケットの夏』の愛好者が、私も含めて三人も集まったので、『MAGIUSロケットガールRPG』(以下ロケットガールRPG)をやってきました。

 「なんだ、マギウスかよ」と侮るなかれ。『ロケットガールRPG』は、同名のSF小説『ロケットガール』シリーズの作者本人である野尻抱介自身がデザインした、非常にハードなSFTRPGです。設定もゲームバランスもとってもハードです。

 『ロケットガールRPG』は基本的には宇宙に行って、そこでミッションをこなし、そして帰還する、ただそれだけを極めてリアルに再現したゲームです。
 これだけ聞くと、やれることの少ないひどく簡単なゲームと思われるかもしれません。しかし、そうではないのです。やることは確かにシンプルではありますが、簡単ではないからです。予期せぬアクシデント、ロケットを襲う様々なトラブル、過酷な自然現象、限られた酸素と燃料、厳しいスケジュール等々に宇宙飛行士は限られた材料を使って臨機応変に対処しなければなりません。宇宙という極限の世界で何かを成し遂げるということは、常に正しい知識と冷静な判断を必要とする、緊張感に満ちた冒険の連続なのです。任務が成功するかどうかは、すべてプレイヤーの決断にかかっているのです。

 ゲームを簡単なものにしていない、もう一つの理由は人間です。確かに宇宙で出会う人間は少数です。隣に座る相棒と宇宙ステーションの乗組員くらいのものでしょう。しかし宇宙開発には、非常にたくさんの人間が関わっているのです。基地にいる管制官、ロケット技術者、宇宙での実験結果を待つ科学者、宇宙飛行士の教官等々、数え上げたらそれこそきりがない数です。彼らは宇宙には行けません。しかし彼らもまた宇宙開発に情熱と人生を捧げているのです。PCはただ宇宙に行くためだけに、ロケットに乗っているのではありません。宇宙開発を担うプロフェッショナルの代表としてロケットに乗っているのです。

 ゲームの雰囲気を掴みたいなら、以下の資料などが参考になるでしょう。
 小説なら、もちろん『ロケットガール』のシリーズです。宇宙の様子は当然、ソロモン宇宙協会がどんなにいい加減で夢に溢れているかがわかります。
 漫画なら『ムーンライトマイル』がお勧めです。特に前の方の巻で展開される話はゲームとかなり近い時代を舞台にしていますので、かなり参考になります。マニュアル作成、人命救助、ステーション建設などの多岐に渡るミッションが描かれているのでシナリオの引き出しを増やす助けになるでしょう。時代がかなり離れていますが『プラテネス』も読んでおくと良いでしょう。
 映画の一押しは『アポロ13』です。これは突然の事故に見舞われたアポロ13の苦難を描いた映画です。ゲームでもロケットは良く故障するのですが、それがいったいどんな状況を生むのかが良くわかります。
 18歳以上でパソコンを持っているのならば、前述した『ロケットの夏』がお勧めです。仲間達が力を合わせてロケットを組み上げ宇宙を目指すという、ロケット好きにはたまらないストーリーになっています。

 今回は初心者一人とブランクがある熟練者一人を、プレイヤーに迎えてのゲームだったので、ロケットで宇宙ステーションに行って、物を届け、帰ってくるだけのごくシンプルなミッションを中心に遊びました。
 もっと凝ったミッションの方が良かったかなとも開始前は考えていましたが、結果的にはうまく盛り上がりました。マスターが何かしなくても勝手にロケットが故障して、プレイに緊張感が出てしまうゲームなので、始めのうちはそれほど仕込まなくても盛り上がるんですよね。
 僕も久しぶりにマスターできて楽しかったです。このゲームは地上の管制官を通すことで、ほとんどいつでもゲームに介入することができるので、マスターも手持ち無沙汰にならないところが良いですね。パイロットと管制官は宇宙と地上で完全に分業しているので、NPCがPCの活躍をとることも、PCがNPCに頼り切りになることもないのもポイント高井です。

 というわけで、とても楽しい一日でした。当日に突然やるゲーム変えても文句言わず参加してくれたプレイヤーのみなさん、ありがとうございました。


 日曜日はD&D3.5で『邪悪寺院、再び』。
 既製シナリオのネタバレはさすがに気が引けるので、感想だけ。

 さすがはTRPGの老舗のD&D。やることは単純だが、なかなか奥深いです。ゲームとしての面白さかなりのもの。人気があるのもうなずけます。
 ただ、今のところファンタジー分で満足できないのが不満ですねぇ。けっこういろんな異種族が出てきてはいるんですが、みんな人間的精神や人間風文化を持っているような感じがするのです。外っ面とゲーム的特徴だけが異種族というのは、ちょっと残念です。もっと、こう、雰囲気の面からファンタジーらしさが感じ取れると、個人的にはグッとくるのですが。

 ゲーム的には、自分の使っているレンジャーの戦闘スタイルが味方のバードの歌と、うまくかみ合ってきたので良い感じでした。確かに手数が多いほど、恩恵を受けられますねぇ。

 あとゲーム終了後に聞いた、善本に載っている秩序にして善のお偉いさんがたの話が興味深かったです。やっぱりキリスト教圏のゲームだから、天使が強力なんですかね。


ショウビズカウントダウンを観る。

やったぜ!
アメコミ映画『V・フォー・ヴェンデッタ』がアメリカで初登場1位をとったぜ。
これはなかなか面白そう! 日本では4月22日公開だ!

原作のストーリーの作者がアメコミの傑作『ミラクルマン』『ウォッチメン』のアラン・ムーアだからおっかなびっくり待っていたのだが、ナタリー・ポートマンの演技を見るにけっこう期待できそうですよ?


NHKで深夜1時半あたりからやっているドラマ『コナン・ドイルの事件簿』が面白い。

ミステリーとしての面白さもなかなかだが、19世紀ロンドンらしい妖しげな雰囲気もグッドです。昨日の話は降霊会がらみで、今日の話は『謎のミイラ』ですよ。TORGのオーロシュの参考になるなぁ。

ドクター・ベルの金時計の推理には笑ったけど。そうもってくるとはね!

 前の前の日記には何の説明もなく書いたゲーム、空想科学ロボット戦闘RPG『ヴェルトロオーバードライブ』(通称VOD)はこんな世界観を持った同人TRPGです。


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 時は2032年、地球世界は大ピンチを迎えていた。
 地球軌道上に移民した軌道移民オービットリーベル、通称「軌道軍」が地球に宣戦布告をしてきたからだ。しかも、軌道軍の要求は「人類はその意識をコンピューター内の電脳空間に移民せよ」というクリーンかつ恐ろしいものであった。

 世界が混乱している中、日本のトップは軌道軍側への寝返りを決定。国民の了承を何もとらないまま、日本は軌道軍の仲間になってしまう。

 このままではデータにされてしまう!
 そう危惧した人々は、反政府組織「ミリティア」を立ち上げ、武力闘争を開始する。主戦力は、体長5メートルの偉容を誇る地上最速の人型ロボット兵器。その名も「ヴァリアントウォーカー」!。

 君たちは、ミリティアに身を投じた少年少女となり、ヴァリアントウォーカーを操って、軌道軍との戦争に挑むこととなる。

 狂気の戦場が手ぐすねひいて君を待つ!


ああっ、しまった!
12時すぎてから記事載せたんで、日記が4月1日エントリーになってしまった!

違う、違うんですよ!
僕は本当にVODをおもしろおかしく遊んできたし、『カットスロートプラネット』も本当に楽しみなんですよ! 

そうそう、僕は大金持ちの好男子で、今メイドにアールグレイを入れてもらっているところです。


 今日は空想科学ロボット戦闘物TRPG『ヴェルトロオーバードライブ』(通称「VOD」)を遊んできました。面白かったけど、久しぶりだったので疲れた……

 それと神保町に行ってきました。
 ブレカナの3が出ているのを確認。興味はありましたが4月には『カットスロートプラネット』が出るのでスルー。軍資金を貯めておかねば。
 早いとこ、自由と放埒の太陽系海賊家業に赴きたいものです。


ヤネウラ

Author:ヤネウラ
私ヤネウラがけっこう衝動的に、ゲームとかTRPGとか漫画とか小説とかジョークとか、そういったものについての思いのたけを書きつらねているブログ。好きなジャンルはSF、推理、冒険、恐怖、幻想、神話あたり。コメント、リンク、トラックバックは大歓迎ですよー(でも内容に関係ないのは勘弁な)。

TRPGのプレイレポートはこちら

「わたしのすきなもの」に関してはこちら。

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