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26日に遊んだ邪悪寺院についてのネタバレありの日記。
それでも良い人だけどうぞ。



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鮎方さんの「いつでも人生、明るい方を眺めていこうや 」で紹介されているTRPG『Hellas: Worlds of Sun and Stone』が、かなり面白そう。

スペースで、ギリシャで、そしてD6システムとのこと!
すごい組み合わせだっ!
惚れるぜっ!

D6システムは大変素晴らしいシステムなので、もっと人気出て欲しいなぁ。



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ルールブックを買って読んだら、セッションを遊んでみたくなったので、昨日『ソードワールド2.0』のシナリオをつくってサークルに持っていってみました。

作ったシナリオは、隔離されたところで育てられ、世界の常識をあまり知らないPCたちが、外の世界に出かけていって、世界の基本情報を知るというお話。

ルールブックあんまり読んでない初心者用のシナリオです。


行ってみたら、私のも含めて会場にルールブックが三冊もありました。
さすがソードワールド。
ネームバリューあります。

しかし、プレイヤーが集まらず卓はたちませんでした。
残念。

これじゃあ、せっかくルールブックがあっても意味無いなぁと思っていたら、ゲストの方々が『ソードワールド2.0』をやるというじゃありませんか。

おおー、世界とはうまく回るものですねぇ。

なべて世はこともなし、ですな。


今日は邪悪寺院だったぜー。

あと、やっと『ソードワールド2.0』も買ったぜー。

 ……

世界観読んで、「おや、アースドーン?」って思ったのって俺だけじゃないよね?


 物語の精髄は本書の小品のうちにある、とわれわれは自負する。あとは挿話的な例証、心理的な分析、幸運な、もしくは間の悪い言葉の装飾である。本書がわれわれを楽しませたように、読者諸氏も楽しませることと信ずる。
 ホルへ・ルイス・ボルヘス
 アドルフォ・ビオイ=カサレス

 『ボルヘス怪奇譚集』冒頭、“緒言”より


 ウンベルト・エーコ読んでたら、何度もボルヘスについて言及されているんで、ふとボルヘスが久しぶりに読みたくなった。で、選んだのがこれである

 怪奇譚集といってもボルヘスの短編集でなくて、世界中からボルヘスがよりすぐった不思議なお話を集めた本。だいたい1ページに1話のお話が書かれている(数ページ及ぶ話もたまにある)。
 1話が短く、しかもどの話もなかなか面白いので、あっというまに読み終えてしまった。
ある程度の水準以上の面白い話を、これだけ集められるとは、ボルヘスとは凄いお人である、と改めて思わされた。
 今回読んだのは古い方だが、手に入りやすそうだと思われる新しい方の版でリンクをはっておく。

 結論としては、ごくわずかな欠点があるがそれを考慮しても、面白い本であると言える。

 同じ作者の似た形式の『幻獣辞典』の方が、より面白いんだよなぁ。

ボルヘス怪奇譚集 (晶文社クラシックス)ボルヘス怪奇譚集 (晶文社クラシックス)
(1998/06)
ホルヘ・ルイス ボルヘス、アドルフォ ビオイ=カサレス 他

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 昨年から遊んでいたアルシャードガイアのキャンペーン「ロストレクイエム」を無事終わらせることができました。

 みなさん、おつかれさまでした。
 
 この終わりを祝して、一言書いておくこととします。



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「ショ…ショックだッ!

 か…彼はぼくの机の引き出しを勝手に開けて見ているッ

 それにもう2度とあの時計はもどらないような気がする

 時計がこわれるまでッ!

 殴るのをやめないッ!

 WWWRRRRYYYY――ッ!! 」



ついに、この日が来ましたね!
『ソード・ワールド2.0 ルールブック I 』の発売日!

ソード・ワールド2.0  ルールブック Iソード・ワールド2.0 ルールブック I
(2008/04/19)
北沢 慶、グループSNE 他

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今日と明日で、どれだけのセッションが日本中に行われるんでしょうね。
はやく買いに行こうっと。




このごろ眠くて眠くて、なかなか日記が書けません。
春だからでしょうか。
困ったものです。

ファンタジー世界に住んでいたら、眠くならなくなる呪文をかけてもらいたいくらいです。
生活に即した地味な呪文が好きなのですよ。

『隣り合わせの灰と青春』の、解毒呪文ラツモフィスで二日酔いを治すところ良いよね!

生活に呪文が密接していることを表しつつ、同時にラツモフィスを気楽に使えるくらい主人公達が高レベルの冒険者であることをわからせてくれる良いシーンです。

あれは、呪文のシステムがストーリーに密着した良い小説でした。
あんなに面白い原作有りものは珍しい。

今でも手にはいるのかなーと思って、検索かけたら、おおー、新しい版があるんですね!

隣り合わせの灰と青春―小説ウィザードリィ (集英社スーパーファンタジー文庫)隣り合わせの灰と青春―小説ウィザードリィ (集英社スーパーファンタジー文庫)
(1998/12)
ベニー松山

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と思ったら、そんな最近じゃありませんでした。
もう10年も前の本なんだ。

隣り合わせの灰と青春―小説ウィザードリィ隣り合わせの灰と青春―小説ウィザードリィ
(1988/11)
ベニー松山

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そりゃそうか、オリジナルはもう20年も前の本ですものねぇ。
月日が経つのは早いものです。

春の世の夢の如し、ですな。






字が細かかったせいか、 「 西 新 宿 の 母 」 を 「 西 王 母 の 母 」 と読み間違えてしまった。

なんたる奇想天外な母か!
いても怪奇、いなくても怪奇な気がする存在であることよ!


この間の日記にも書いたように『りゅうたま』で、冬魔法使いをやってきました。
範囲攻撃魔法「スノーボール・ストーム」でぶいぶい言わせたかったのです。

…が、無理でした。

「精神」d6じゃダメージ魔法弱ぇぇぇぇぇぇー!

コンディション上回れないし、ダメージも低いんで、かなり厳しかったです。
やっぱ、精神に偏らせないとダメージ魔法で高い効果出すのは難しそうですな。

二人プレイ時じゃ偏らせるのまずいかな、とキャラ作成時に思った時点で、この敗北は運命づけられていたようです。

「俺の能力値じゃ、冬魔法は選択ミスだったのか……」
うちひしがれる俺。

しかし、そんな俺にもチャンスが巡ってきました!
緑竜人のアーティファクト「カンテラ」のおかげで、中級魔法が使えるレベルまでもりもり成長!

ま っ た く 簡 単 だ

そして中級魔法を使えるようになった俺は一つの呪文に光明を見出しました。
それは、ダメージが2点増える武器を出現させる呪文です。
しかも、効果時間1時間。
これは使えます。
呪文名はデザイアー・アイスソード!

さっそく使います。

「ねんがんの アイスソードをてにいれたぞ!」
「ゆずってくれ たのむ!!」
「がはは」
「がはは」

とか笑いつつ、アイスソードを蓮田さんのクラフトに使わせたら、強い強い。
味方に使うから抵抗される心配もないし、ダメージも固定なんで、精神の弱い俺にはうってつけの呪文でした。

「これなら、“殺してでも うばいとる”って言われそうですなー」

等と笑っていたら、驚愕のルール説明を発見。
このデザイアー・アイスソードを持っている者が、殺されたら、殺した相手に所有権が移るそうなのです。

まさに「 殺 し て で も  う ば い と る 」!

こんなところにも殺伐としたネタを仕込んでくるとは、さすが、『りゅうたま』です。
油断ならないゲームですよ、ほんと。


まぁ、そのへんのネタはともかく、デザイアー・アイスソードのおかげで、以降は冬魔法使いであることを生かして進むことができました。

魔法の選択で、いろんな性質の魔法使いができるのは面白いです。
精神が低ければ低いなりに、とれる戦術があるってのは良いですね。。

“集中”にうまみをあまり感じないなら、精神値が低くてもマジックタイプを考慮する意味は充分にあると言えるでしょう。お試しあれ。



春になったので模様替えをしてみました。
fuulさんという方のものをお借りしてきたテンプレートです。

綺麗ですねぇ。
しかも、ランダムで写真が変わるのです。

fuulさんのブログ「fuul's Diary」にも綺麗な写真がたくさんありましたの、気に入った方は行ってみると良いでしょう。私は08年2月16日の雪に埋もれた赤いサザンカが好きです。美しさと生命力が同居した様子が美しい。



『葉露』をまた始めました。
このゲームの良いところは難易度をプレイヤーが決められるところですね。

お話を終わりまで楽しむだけなら、たぶん誰でもクリアできます。
パズル不得意でも大丈夫です。

じゃあ、パズル得意な人にとっては物足りないかというと、そうでもありません。
怒濤のやり込み要素が用意されているので、飽きずに楽しむことができます。

タイムアタックしているだけでも楽しいのですけどね。



マウスを新調しました。

接続してみたら、今までのよりかなり小さかったので、「やべー、やっちまったか?」と思ったのですが、すぐに慣れたんで一安心。

むしろ、好調です。
どれくらい好調かというと、葉露でいきなり新記録を更新するくらい好調。
森ステージで1分48秒です。

このマウスは期待できるかも?





チャンピオンで連載されているギャグ漫画『侵略!イカ娘』を買いました。
これは良いギャグ漫画ですよ!

海から地球を侵略しに“イカ娘”がやってきて、海の家で働きながら怒ったりドタバタしたり笑ったりしながら日常を過ごしていくという漫画です。

侵略!イカ娘 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)侵略!イカ娘 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
(2008/03/07)
安部 真弘

商品詳細を見る


チャンピオンで読んで面白かったので単行本を買ってみたのですが、買った良かったと思える漫画でした。

なにより、まず第一に、イカ娘が魅力的。
ボケ役でありツッコミ役、そして可愛い。
完璧です。


漫画としての完成度も高いですね。
ページの構成が非常に巧みなのです。

起承転結で言うなら、左ページの最後にうまーく「転」直前のコマを入れているんですよね。で、次のページの1コマ目で「転」を爆発させる。
だからページをめくるたびに面白い。

私がこの巻で一番好きな9話の「飼わなイカ?」なんて、もう、最高ですよ!
素っ頓狂すぎる展開ではないんですが、常に予想の上をいかれました。
8ページで、これほどメリハリをつけてくるとは凄い。
4回ページめくって、4回面白かったです。

おすすめ。




まず、同人ショップに行き、『葉露』のパッケージ版を買う。
綺麗なパッケージですなぁ。

で、いつもお世話になっている、蓮田市民さんにそれをプレゼントする。
遊んでみてくださいな。

で、僕と蓮田市民さんの二人プレイヤーで、『りゅうたま』。
マスターは、『りゅうたま』といえば山、山といえば『岳』の、みずけそさん。

僕の冬マジックタイプのハンターと、蓮田市民さんのテクニックタイプのクラフトで、エネミー解体ツアー開始。

このあいだのプレイは多人数だったけど、2人でもこのゲーム面白いわぁ。
さすが、みずけそさん。

その後、飲み。
好きだったゴボウのテンプラが復活していて嬉しい。

というわけで、充実した一日でした。



というわけで、『メイジ:ジアセンション』のプレイレポートでした

パラダイム周りの所が好きなので、そこに焦点を絞って書いてみました。
レポートを読んでもらえればわかると思いますが、パラダイムとはそのメイジがどんな方法で魔法を使うかのことです。

例えば「傷を治す魔法」を使いたいと、メイジが思ったとしましょう。

信仰で魔法を使うメイジなら、傷を治してくれるよう信仰の対象に祈るでしょう。
自然の力で魔法を使うメイジなら、よく効く薬草で傷を治そうとするでしょう。
科学的な魔法を使うメイジなら、傷に有効な科学的な薬を処方するでしょう。
東洋的神秘により魔法を使うメイジなら、気をそそぐことで傷を癒すでしょう。

このように、そのゴールは同じでも、そこに行くための方法には様々な方法があります。

傷を受けるより前に時間を戻そうとする者がいるかもしれませんし、傷を誰かに移すことで治療する者がいるかもしれません。あるいは、トマトケチャップが飛び散っただけだって思いこませることで傷を無かったことにするかもしれません。

もちろんそれが可能かどうかは、メイジが得意な魔法領域の種類とその力量、即ちキャラクターのデータと、ストーリーテラーの判断によって最終的には決定されます。

しかし、「どうやって魔法を起こすか?」をプレイヤーが考えつけなければ、そこまで手順を進めることすらできません。

『メイジ:ジアセンション』における魔法では、メイジのパラダイムとプレイヤーのイマジネーションが何よりも重要なのです。

このように「役割演技」と「ルール実行」が表裏一体なところメイジのルールの良いところです。魔法使いのらしく振る舞うばかりではなく、魔法使いとして考え、魔法使いとして世界を捉え、魔法使いとして理論を組み立て、魔法使いとして実行することで、魔法が出るわけですからね!

メイジ:ジ・アセンション―日本語版 (TRPG series)メイジ:ジ・アセンション―日本語版 (TRPG series)
(2002/10/31)
徳岡 正肇、ホワイト・ウルフ・ゲーム・スタジオ 他

商品詳細を見る


まさに「メイジ」の名にふさわしいゲームですよ。

 メイジのプレイレポートの2回目です。



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 このあいだ久しぶりに『メイジ:ジアセンション』を遊んだのですが、やっぱり面白いルールですねぇ。

 あまりに面白かったので、その余勢で、9割ぐらいまで書いたけど続きがうまく書けなくなくてほっぽいておいたプレイレポートを完成させることができました。

 この時に遊んだセッションを、パラダイムの差異に焦点を当てて書いてみたプレイレポートです。パラダイムとは、簡単に言うと、そのメイジがどんな方法で魔法を使うかのことです。

 なお、『メイジ:ジアセンション』の大まかな説明に関してはこちらをどうぞ。

 これはアメリカ・ニューイングランド地方マサチューセッツ州郊外の“結節”に本拠地を置いている魔術会スターダストクルセイダースの物語。

 彼らスターダストクルセイダース(星屑十字軍)は、地域密着型の魔術会。近隣住人と積極的に親しくすることで、魔法への目覚めをうながそうとしている魔術会である。
 ここに加わっている魔術師は、彼ら三人。


エドワード・リー
流派/アカシャ同胞団
表の職業/鍼灸医
響鳴/渾然的で”回転する”
焦具/呼吸法
主な領域/照応、精神、生命

 武道を修めるかたわら、鍼灸医をしている、オリエンタリズムあふれたな格闘家メイジ。メイジはどうしても肉体能力が下がりがちになるので、チーム内の役割分担としてはかなりグッドです。
 パラダイムは、気の力を使う。
 プレイヤーは、ワールドオブダークネスシリーズでは、旧ヴァンパイアを経験してるDくん。

ジョン・ジョブスキー
流派/ヘルメス梯団
表の職業/不明
響鳴/転変的で”分解した”
焦具/刃
主な領域/照応、精霊、力象

 通称“ジョジョ”。年若いが結節の管理者であり、そのためこの魔術会のリーダー的存在となっています。魔術会の名前からしても、彼が主軸っぽいし。
 パラダイムは、模様を切って魔術を行う。
 プレイヤーは、ワーウルフとハンター経験者のヘタレTくん。
 ちなみに通称は、ヘタレTくん以外のプレイヤーが面白がってつけたものです。

マイケル・ウィンターミュート
流派/ヴァーチャ・アデプト
表の職業/弁護士
響鳴/転変的で”唐突な”
焦具/携帯電話
主な領域/時間、照応、物象

 ネットサーフィン中に、掲示板とかの情報を見てて、覚醒したニューエイジメイジ。僕にバーチャル・アデプトと照応の面白さを教えてくれたメイジです。
 パラダイムは、携帯電話で操作する。
 プレイヤーは、メイジのストリーテラーをやって僕にメイジの楽しさを示してくれたみずけそさん。


 スターダストクルーセイダースの本拠地は住宅地から離れた岡の上にある“結節”、すなわち魔力が絶え間なく吹き出る場所である。中規模ながら歴史のある結節で、魔術的結界によって幾重にも守られ、ごくわずかな魔術師だけの間で密かに使われ、受け継がれてきた。この“結節”の管理をジョブスキーが受け継ぎ、仲間と共に守っているのである。

 このあいだも、大嵐の日に増水した川に流された子供を助けたりして、人々の喝采を浴びていた。


*嵐の日
 判定方法と魔法使用方法のチュートリアル。
 前回の火事やって思ったけど、災害を魔法でなんとかするは結構燃えるシチュエーション。って、『め組の大悟』読んで思った。要救助者の近くにいくと、難易度が上がるのがポイント。


 事件の発端は、その大嵐の日だった。
 大嵐により、結節のある丘のふもとに広がる住宅地が打撃をうけたのだが、そこにつけこんで、大規模な都市計画をひっさげた建設会社「ボストン近代建設」がやってきたのだ。

 聞くと、建設会社はこのあたりを一気に開発しようとしているとのこと。
 開発が”結節”と住民に及ぼす影響を懸念したクルセイダースの面々は、建設会社の動向を探るべく、会社が催した近隣住人説明会に赴くのであった。


 少々奇妙な響きを持つ表現に聞こえるが、企業は魔術師にとって注意すべき集団である。
 世の中には、裏の社会に深く根をはりめぐらす企業が存在するのだ。


 その中でも最悪のものは、ペンテックス社に連なる企業である。ペンテックスは究極的に堕落した存在”ワーム”の尖兵として、地球と生命と汚すことを喜びとする企業なのである。
 有害物質をばらまくのに適した食品を生産し、水質汚濁をおこすためにコンビナートを設計し、格好いい空気を効率的に汚染するスポーツカーをデザインする。それがペンテックスだ。

 しかし、マイケルの事前調査では、ペンテックスとボストン近代建設との間につながりはないようだった。少なくとも表面的には。

 となると、敵は“科学技術結社連合”の息がかかった組織である可能性が高い。
 一行は調査を開始することにした。

 近隣住民説明会に出てボストン近代建設の開発計画の説明を聞いたスターダストクルセイダースは、なかば驚き、そしてなかば頷いた。
 計画は巧妙に作られてはいるが、その目的が”結節”の買収にあることが読みとれたからである。なんらかの手段で、その存在と場所を知った者が、結節を奪いにやってきたのだ。

 スターダストクルセイダースの持つ結節は、市が持つ緑地の中にあり、彼らの所有不動産ではない。特に利用価値の高い土地ではなかったため、今までは買収騒ぎは起きず、これまでは特に問題は起こらなかった。
 しかし、ボストン近代建設の開発計画はなかなかに優秀であり、計画が半ば以上順調に進めば、市の活性化のために、役所が土地を売り渡すことは充分ありえる。そして、いかに伝統あるといっても人を遠ざけるための創られた魔術結界では、法律的な権利の譲渡を防ぐことはできない。
 となれば、自ら計画を妨害するまで!
 スターダストクルセイダースはすぐさま行動を開始した。


 スターダストクルーセイダースのとった方法は、市民の感情に訴えかけ、買収に抵抗する市民団体をつくることだった。説明会でボストン近代建設の信用を落としたり、演説をしたりすることで、クルセイダースは順調に市民を先導していくことに成功。特に問題意識を感じていなかった市民も、ボストン近代建設を怪しんだり、唐突に自然を守ろうと考え始めていく。

 しかし、その運動からの脱落者が出始める。

 不審に思ったクルセイダースは脱落者に接触。エドワードが気の流れを読んで、心を読んでみると……なんと、大量の金を握らされているではないか! 実弾攻勢で来たか! 警戒を強めるクルセイダース。

 そんな彼らのもとに、一本の電話がかかってきた。
 相手はナスターシャ・スモレンスカヤ、ボストン近代建設側の弁護士、そして脱落者に金を握らせていた女であった!

 クルセイダースに対決の時が迫る!




これは街を狙う魔手に対し戦いを挑んだ、二人の勇気ある者たちの物語。

一人は、人をはるかに超える力を持つ人狼。
一人は、魔法のごとき腕を持つコンピュータの天才。

運命的な出会いを果たした二人は手を組み、街を堕落させる魔の手に対し、敢然と戦いを挑んでいく。


PC1:人狼
 あなたは覚醒してまもない人狼である。しかも、アクシデントにより人狼についての情報のすべてを得ることはできなかった。
 わかっていることは三つ、この街が超常的な力を持つ何者かにより狙われていること、人狼であるあなたにはそれを止めることができること、変身したあなたを見た一般人は狂ってしまうこと。
 あなたは街を守るために行動を開始する。

PC2:コンピュータの天才
 あなたは魔法のごとき技術を持つコンピュータの天才である。今までもコンピュータにはそれなりに詳しかったが、このごろ異様に技が冴えてきた。そして、今までも見えていなかった真実がわかってきた。この街は何者かにより狙われている。しかし、ほとんどの人間はそのことに気づいてさえいない。
 自分がなんとかするしかない。そう考えたあなたは調査を開始し、驚くべき光景を目の当たりにする。それは気味の悪い怪物と、ある人物の戦いの現場であった。その人物は伝説に語られる狼男としか言いようのない存在だった。



 今回やるのは変身ヒーローもの、それもヒーロー単独タイプの奴のセッションです。
 ルールは<ワールドオブダークネス>ですが、雰囲気は変身ヒーローものテイストで行います。設定をすりあわせる努力はしていますが、WODそのものではないので、そこのところはご了承ください。


 キャラクターですが、人狼が変身ヒーローで、コンピュータの天才はその相棒となります(ダブル変身ヒーローではないのです)。

 人狼は、人間をはるかに超える運動能力と戦闘能力を持つ強力なキャラクターです。思う存分活躍してください。ただし、人を不幸にしたくないのなら、変身後の姿を人間には見られないようにしなくてはなりません(相棒は例外的存在です)。

 コンピュータの天才はコンピュータで出来ることなら、ほぼなんでも出来るキャラクターです。コンピュータで何をするか、そのアイデア次第で活躍の幅が決まります。


 以下はルールに詳しい方への説明です

 人狼は『ワーウルフ:ジアポカリプス』で言うところの人腹生まれの仔、つまりまだ部族に属していない人間生まれのガルウです。
 導き情報を教えてもらうはずだったのですが、アクシデントによりそれはかないませんでした。そのため他のガルウと連絡ができない孤立無援の状態にあります。また、界渡りもまだ出来ません。

 コンピュータの天才は自分では気づいてはいませんが、実のところは魔法使いです。「魔法のごときコンピュータ技術」とは、すなわち魔法そのものです。
 『メイジ:ジアセンション』の用語で言えば徒弟に近い存在で、導師の導きなしにバーチャル・アデプトとして目覚めつつあります。
 パラダイムは「コンピュータ及びエレクトロニクスを操作して行う」、焦具は携帯端末機。
 ただし、完全に覚醒してはいないので、破則魔法を使用することができません。コンピュータを操作して起こせそうな偶発魔法のみ使用できます(銀行のコンピュータに忍び込んで残高を増やすことは可能、ディスプレイに描いた金貨を本物にすることは不可能)。

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同人ゲーム『葉露 西の国の物語』のパッケージ版がついに店頭に出たそうです!
詳しくは「えるふみみ魔法王国植民地」さんのところでどうぞ。

ばんざーい!

これで人に勧めやすくなりました。

ぜひ、やると良いですよ。



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 仕事先の人間と話していたら、妙な雲行きになった。
 どうも、相手が私のことを頭から馬鹿にしているようなのだ。困った事態だ。私は感情抑制物質分泌線手術を受けているため、感情に左右されることがない。これはどんなことでも冷静に受け止めることができる非常に快適な状態なのだが、こういう事態には不向きだ。
 今、彼は上機嫌で自分の説を得意げにまきしたてている。相手のことを低く見ることで、自分のことを相対的に高く感じているのだろう。つまり、私は彼の機嫌のために卑下されているわけである。
 しかし、どれほど馬鹿にされようとも、私の感情は害されることない。だから、このまま話をおえて何事も起こさず別れても、ストレスが生じることもない。そうやって受け流してしまおうかとも考える。
 だが、それをやってしまえば、この愚かな男を調子にのらせてしまい、これ以降の交渉に問題が生じる可能性がある。彼とこれ以後仕事を続けるうえで、それは少々デメリットだろう。私と彼の2人でどこかを訪問する時に、この性質が出されたら厄介だ。
 こういった手合いを相手にする場合は、怒りを見せつけ、早い段階で会話のペースを自分の側に引き込むのが有効なのは経験上わかっていることだ。面倒だが、怒っておいた方が有効か。そう結論した私は彼の話を聞きつつ、首筋の感情操作装置に手を伸ばし、指で怒りツマミをひねった。
 怒り物質が一気に脳の血管内に分泌される、怒り物質は我先にレセプターへと群がり、その穴を怒りで満たす。神経が高ぶり、体温も上昇する。相手が私の顔を見て、怪訝な顔をしはじめやがる。たぶん怒りが顔を紅く色づけたんだろうな、今さらビビってもおせぇよ、俺は……俺は、怒りたくなんかなかったんだぜ、疲れるし面倒だからな、全部、てめーのせいなんだよ、くどくど俺のことを貶めることばっか言いやがってよぉ、ああン、何様だぁ!? てめぇー!

 はっと気づくと、俺は奴に馬乗りになって顔をボコボコにしているところだった。どうやら時限スイッチが入って、多幸物質が分泌されて怒りが収まってきたようだな。これだけ人を馬鹿にしておきながら、口の中が切れて、ちょっとのあいだ固形物が食えなくなるだけで済むとは、あなたはとても運が良い。
 私が馬乗りを止め、幸せな気持ちになりながら服を整えていると、男はひたすら謝り始めた。もちろん、私は謝罪を受け入れる。お互いいろいろありましたが、これからはうまく付き合っていきたいものですね、と答えて私はにこやかに笑う。彼を許さない理由などどこにもない。私はいまやずっと笑顔だ。さきほど少々殴られたがどうということもない。微笑みながら、手に付いた血をぬぐう。これから彼とよりよい関係になれるだろうと考えると、実に幸せ気分になった。
 楽しくなった私は駅前の花屋で花を一輪買った。家に花を飾る日があっても良いと思ったのだ。そして、感情抑制物質が再度分泌された二駅先で花を捨て、家に帰った。


ヤネウラ

Author:ヤネウラ
私ヤネウラがけっこう衝動的に、ゲームとかTRPGとか漫画とか小説とかジョークとか、そういったものについての思いのたけを書きつらねているブログ。好きなジャンルはSF、推理、冒険、恐怖、幻想、神話あたり。コメント、リンク、トラックバックは大歓迎ですよー(でも内容に関係ないのは勘弁な)。

TRPGのプレイレポートはこちら

「わたしのすきなもの」に関してはこちら。

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