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《ぼくは混乱しています》ジェレドはようやくいった。
 キュリーはにっこり笑った。《そもそもすごく混乱するものなのよ》
《混乱しないよう手助けしてください》
《もちろん。でも、あまり長くだめ。あなたは遅れて生まれたの。いっしょに訓練する仲間たちはあなたより二日は先んじている。できるだけ早く追いつかないと、ずっと遅れを連れていくわ。あとはみんなが教えてくれるから。さあ、その培養槽から出ないと。考えるのと同じくらい上手に歩けるかどうか見てみましょう》
〈歩く〉という概念が展開し、ジェレドを培養槽に固定していた拘束具が解除された。ジェレドは手をついて体を前方へ押しだし、培養槽の外へ出た。片足が床についた。
《ひとりの人間にとっては小さな一歩》キュリーが言った。
 ジェレドがおどろいたことに、そのフレーズから展開される情報は膨大だった。

 『遠すぎた星』より
 



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ヤネウラ

Author:ヤネウラ
私ヤネウラがけっこう衝動的に、ゲームとかTRPGとか漫画とか小説とかジョークとか、そういったものについての思いのたけを書きつらねているブログ。好きなジャンルはSF、推理、冒険、恐怖、幻想、神話あたり。コメント、リンク、トラックバックは大歓迎ですよー(でも内容に関係ないのは勘弁な)。

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