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かませてもらっている空想科学ロボ戦TRPG『ヴェルトロオーバードライブ』の新しいサプリメント『ヴェルトロオーバードライブ・エンスタウトブック』が出ることになりました。

場所と日時は、『29日(金曜日)西館 や-17a』です。
当選おめでとう、みずけそさん!

というわけで、この本に収録予定の新型機のうちの二機、大型フレーム火器を装備した四足歩行機『クアドリーガ』と、謎のメガヘクスユニット『フィッシャーキング』のテストをした時のセッションのプレイレポートを、簡単ながら書いておくことにします。

おっと、ネタバレは極力しないように書いてあるので、気にする人もあんま心配しなくても多分大丈夫です。


セッションは、とくに難しい仕掛けはなく、新型機と戦ってもらうという単純なもの。
まずは、フィッシャーキングのテストです。

何の予備情報も与えずに、パトリオット、リピンスキー、零式、バリーオンからなるPCチームに、フィッシャーキングをぶつけてみました。

チームは、フィッシャーキングにかなり苦しめられるが、なんとか撃破に成功。

おお、理想的展開。
テストとしては上々でありました。
フィッシャーキング側のダイス目に、大成功も大失敗もなかったしね。


次は、フィッシャーキングの応用と、クアドリーガのテスト。
フィッシャーキングは今回初テストでしたが、クアドリーガは数回目のテストなので抱き合わせにしてみました。

戦術は、フィッシャーキングを補助的な役割に使いつつ、PCチームをクアドリーガで攻めてみるというもの。随伴機はドライエック、まぁ、おまけみたいなものです。

序盤、
フィッシャーキングもクアドリーガも、なかなか良い働き。PCチームを良い感じに苦しめてくれます。ドライエックは転倒、行動不能にならないまでも、一気にぼろぼろになってました。まぁ、今回はおまけみたいなものなので気にしない方向で。

中盤、
フィッシャーキングは仕事を終えて撤退。クアドリーガは相変わらず良い仕事をしています。ドライエックはまた転倒して、腕が一本もげました。もはや半死半生。まぁ、おまけだから気にしません。ドライエックがぼろぼろなので、PC側有利な状況ですが、クアドリーガはかなり強力な機体。PC側は押し気味ですが、まだ油断はできません。勝負に勝っても、死んでしまったら意味ないですからね。

終盤、
クアドリーガはその大型フレーム装備で、PC側にプレッシャーをかけ続けています。それを相手に、PCチームはじりじりとフィニッシュを狙っています。そして、ドライエックは、ミラクル10ラウンドで腕を復活させて最後になるであろう行動を開始、PC側のパトリオットとバリーオンを粉砕、二体を行動不能にします。

そうそう、おまけだからね。そのあたりが良いところ……って、あれ? マジすか?

しかも、次のラウンド、返す刀で零式も行動不能にする始末。

ば、馬鹿な!
たったの2秒で、メガヘクスユニットを破壊するほどの手練れを3機も行動不能に追いやっただと!
ヤツは化け物か!

マスターが驚愕している中、機体を降りるパトリオットのパイロット。
「拳銃でドライエックを撃ちます」

こいつ、何をする気だ?
拳銃ごときで、VWは倒せないぞ。

「いや、拳銃弾でもミラクル10ラウンドで復活した腕なら壊せますよ!」

なにぃー!
な、なんてヤツだ。
確かにミラクル10ラウンドで無理矢理復活させた腕は、1点のHPしか持たない。拳銃弾のダメージでも充分に破壊できる。しかもドライエックの腕は他の部位よりも、被弾しやすい。
片腕になれば、ノリにノっているドライエックといえども攻撃力は半減する。そうなればリピンスキーが逆転する可能性は高い。

こいつは、こんな状況でも諦めず、有効な打開策を冷静に練っていたのか。
なんてヤツなんだ!
まさに正真正銘歴戦のパイロットにふさわしい行動。
俺はお前の不屈の闘志に喜んで敬意を

「撃ちます、あ、失敗」
「え、失敗?」
「はい、失敗です。そんなに得意じゃないんですよ」
「……まぁ、生身で銃撃つ技能なんて、そんなに上げてないよな、そうだよな」
「行動終わり、そちらの番ですよ」
「え、ああ、そうだね」

このあと、リピンスキーが捨て身のチャージをクアドリーガに対して行い、失敗。
で、リピンスキー降参。
PC側敗北とあいなりました。


いやはや、実にVODらしい展開でありましたよ。

でも、終盤は熱かった。
ドライエックに生身のパイロットが拳銃で立ち向かうところは、特に熱かったです。

いやー、惜しかった。
実に惜しい展開でした。
これがストーリー主導型のゲームだったら、あの射撃は絶対当たってましたね。ヒーローポイントとかヒーローアドバンテージとかが、ここぞとばかりに使われまくっていたでしょう。あそこは物語的には、当たってしかるべきところですからねぇ。

あそこで(射撃に関するルール規定外の)ボーナスを与えるべきだったかと、あの後、何度か考えましたよ。
あの時は、そんなこと全く考えなかったので。

でも、やっぱり結論は「ボーナスは与えない」でした。
あそこで一番ヒロイックなのは、あの局面であの解決方法に思い至ったことであり、銃を撃った行動ではないと思えたのが第一の理由です。

第二の理由は、あの行動にボーナスを与えて「有利な行動」とすることがためらわれたからです。私が「VWに生身のパイロットが拳銃で立ち向かう」ことに驚愕したのは、それがいつもはほとんど行われない、いわば「不利な行動」だからです。そんな不利な行動の存在を覚えていて、絶妙なタイミングで使ったのが、とても感動的だったのです。そんな工夫を、私の一存で単なる「有利な行動」にしてしまうと、必死で考えた工夫に悪いような気がするのです。

「格好いいから」とか「それっぽいから」で、攻撃が当たっちゃあ、プレイヤーとキャラクターの努力に申し訳がないじゃないですか。

俺はそう思うんだけど、どうかな。

まぁ、この結論は、あくまでも『ヴェルトロオーバードライブ』限定のものですけどね。『TORG』だったら、迷わずボーナスあげてたろうなぁ。

というわけで、ドライエックが敵の猛攻を耐えに耐えて最後に大活躍したセッションでした。

え?
フィッシャーキングとクアドリーガがメインのセッションじゃなかったのかって?
あー、いや、それは、そのぅ

………
……


大型フレーム火器を装備した四足歩行機『クアドリーガ』
謎のメガヘクスユニット『フィッシャーキング』

この二機の驚くべき実力は、近い未来、貴方達のテーブルのうえで示されるだろう!
すべては『ヴェルトロオーバードライブ・エンスタウトブック』の中にある!
汝、刮目して待つべし!

『29日(金曜日)西館 や-17a』で、皆様のおこしをお待ちしております。


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ヤネウラ

Author:ヤネウラ
私ヤネウラがけっこう衝動的に、ゲームとかTRPGとか漫画とか小説とかジョークとか、そういったものについての思いのたけを書きつらねているブログ。好きなジャンルはSF、推理、冒険、恐怖、幻想、神話あたり。コメント、リンク、トラックバックは大歓迎ですよー(でも内容に関係ないのは勘弁な)。

TRPGのプレイレポートはこちら

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