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 伊坂幸太朗の『ラッシュライフ』を読んだ。
 複数の人間達の人生が交錯していくという構成も見事だったが、それ以上に、その中の一人である泥棒の黒澤の話が良かった。黒澤の話がもっと聞きたい、そう思わせられるとても良いキャラクターだ、

ラッシュライフ (新潮文庫)ラッシュライフ (新潮文庫)
(2005/04)
伊坂 幸太郎

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「俺はさっき泥棒のプロフェッショナルだと言ったよな」
「確かに」
「でもな、人生については誰もがアマチュアなんだよ。そうだろ?」
 佐々岡はその言葉に目を見開いた。
「誰だって初参加なんだ。人生にプロフェッショナルがいるわけがない。まあ、時には自分が人生のプロだなんて顔をしや奴もいるがね、とにかく実際には全員がアマチュアで、新人だ」
「アマチュアか」佐々岡がぼんやり呟く。
 黒澤は、友人に自分の言葉が伝わっているかどうかをじっと見つめながら、「はじめて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ」と言った。



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ヤネウラ

Author:ヤネウラ
私ヤネウラがけっこう衝動的に、ゲームとかTRPGとか漫画とか小説とかジョークとか、そういったものについての思いのたけを書きつらねているブログ。好きなジャンルはSF、推理、冒険、恐怖、幻想、神話あたり。コメント、リンク、トラックバックは大歓迎ですよー(でも内容に関係ないのは勘弁な)。

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