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この間やった『メイジ:ジ アセンション』(以下『M:tA』)のプレイレポートです。
『M:tA』について、いろいろ説明してますが、これは僕個人の解釈なのでいろいろ違っているところがあるかもしれません。ご了承ください。そういう時は教えてくださると助かります。

というわけで始まりますよー。



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時は現代、所は日本。

そこに魔術に強い関心を持つ三人の男女がいた。
三人はそれぞれに魔術について調べていた。
一人は金の力で、一人は膨大なる蔵書の中に、一人はある日見た不思議な夢により、自分の師となるであろう魔術師が現れいでたる場所と時間を見出した。

そして、時は過ぎ……三人はとある高層ビルのとある部屋の前で、運命的な出会いを果たす。

三人が戸惑う中、部屋の扉がゆっくりと開き、白いヒゲを蓄えたスーツの老人が現れた。

「ふむ、今回の新参入者は三人か。よかろう、魔術師を志す者は、こちらに来るが良い。しかし、心せよ。それはこれまでの世界との決別となるぞ」

決意を固めた三人は、新たなる世界へと足を踏み入れるのであった。

メイジ:ジ アセンション
「はじまりは炎の中で」



というわけで感じでゲームスタート。

今回のキャラクター作成は、まず始めに普通人としてのキャラクターを創ってもらいました。

老魔術師に会ったところから、説明を加えながら魔術師としてのキャラクター作成を行いました。


まず説明したのは、この世界のありよう。

『M:tA』の世界は、基本的には私たちの住んでいるこの世界と変わりありません。魔法など無いものと信じられている世界です。

しかし、それは嘘です。

魔法は存在します。
人々が魔法を信じていないのは、科学を唯一の魔法とする”科学技術結社連合”の暗躍によって、人々が科学こそが真実であると信じさせられてしまったからなのです!

そう、科学も一つの魔法なのです!

科学魔法が絶大な権力を得てしまったおかげで、それ以外の様々な魔法を使う流派はひどく弱められてしまいました。

しかし、そうした流派の魔術師たちは未だ諦めていません。
科学技術結社の支配に屈すれば、自分たちが愛し信じている魔法が失われてからです。

それはPC達も同じ事。
魔法の道を進むということは、科学が支配する世の中の中であがき続けるという選択なのです。


と、そういったことを説明し、次に所属する魔術流派と魔術の領域を決定。
最後に自由割り振り点を使って仕上げを行うという形式をとりました。

こんなに早くメイジになれるかどうかは、ちょっと疑問もありますが、セッションの都合でこういう展開にした次第であります。


キャラクターは以下の通り。
響鳴というのは、魔術師としての性質を単語で表したようなものです。指紋とかトレードマークとか二つ名とかそんな感じのものです。

三浦陽子・25・女
大金持ちのご息女にして宗教家。流派はもちろん天上聖歌団、焦具はハンドベル。ベルをならして、”根源たる一者”への歌を捧げることで魔術を使う。”原質”の領域を得意とするが、こちらがうまく説明することができずわりをくわせてしまった。すんません。
響鳴は渾然的で”白っぽい”。

六原数士・32・男
膨大な蔵書を持つ貧乏辻占い師。流派は伝統派の要・ヘルメス梯団。焦具はタロットカード。タロットカードをひくことで魔術を使う。「それは占いで既に知っていた」といったことを言うのが口癖。響鳴は安定的で”プログラム的な”。

山下米吉・28・男
夢見の力を持つ懐古主義者の農民。自然が好きなので、流派はバーベナ魔女団。焦具はロウソク。呪術儀式的なことや民間伝承めいたことで魔術がかける方法なので、他の二人より難しく、よく悩んでいた。生存術の達人で、目立たないが大活躍していた。響鳴は転変的で”いきおいのある”。


そして次はお待ちかねの、魔術の基本的な判定の説明を開始。

『M:tA』の魔法は非常に自由かつ独特なので、説明が不可欠なのです。

魔法を使うには、まず何をおこしたいのかを考え、宣言します。
「ファイアボール:使用ポイント5」みたいなリストはなく、多くのことを魔術師本人が操作し制御できるのです(制限はありますよ)。

次に、その魔法をどんな風に自分の流儀にあったやり方で発動させるかを宣言します。自分の所属する流派の考え方と自分の持つ焦具を、うまく使うのが基本となると思われます(これはもちろん私個人の解釈です。流派の説明は抽象的かつ難解なので、プレイヤーのイマジネーションとストーリーテラーの度量が重要になってくるようです)。

そして判定。


というのが、基本的流れで、とりあえずこの辺りまで説明。

そして老魔術師は言葉を続けます。
「さて、次は魔術師がもっとも用心しなければならないものについて教えよう。それは…」

と、言いかけたところで階下で爆発が!
窓を見ると、外にはもうもうと上がる煙!

そして、顔色の変わる老魔術師。
「これは”破壊の徒”の仕業か! ここをかぎつけられるとは! お前達よく聞くのだ。私はこれから敵を迎撃しに行かねばならない。私がなんとか奴を食い止め足止めしておくから、その間にここを速やかに脱出するのだ」

そして足早に部屋の外に飛び出していく老魔術師。

「お前達この言葉を憶えておけ。
 ”魔法を信じよ、魔法を信じぬ者を恐れよ、魔法を信じさせよ”。
 では、また会おう!」

そして魔術師は去り、
残されたのは半人前と言えるかどうかすら怪しい新米メイジのPC達だけ。
さぁ、PC達は火事の起きている高層ビルから脱出できるのか!?

というシナリオ。
『M:tA』のルールを知っている人にはわかると思いますが、かなりの外道シナリオです。

なぜかというと、『M:tA』の魔法ルールはおっそろしく危険な代物だからです。

『M:tA』の魔法は、魔法が起こした効果により「偶然魔法」と「破則魔法」の二つに分類されます。

魔法で、起こりうることを起こした時、それは偶然魔法となります。
偶然起きるかもしれないことを起こすため、そう呼ばれています。

例:懸賞に当たり賞金を得る、ダイスを振って1の目を出す、敵の近くにあるプロパンガスが爆発がする

魔法で、起こりえないことを起こした時、それは破則魔法となります。
世界の規則(と人々が信じ込んでいるもの)を破る事象を引き起こす魔法なので、そう呼ばれています。

例:空中から金貨を取り出す、ダイスを振ると巨大化する、手から巨大な火球が飛び出し敵を焼き尽くす


問題は、破則魔法の方です。
世界説明のところにも書きましたが、今、世界のほとんどの人々は科学をを信じ込んでいます。”非科学的な!”という言葉は、ほとんど全否定に近い響きを持ちます(おっと、それは私たちの世界も同じですね)。

魔術師達は意思と魔術の力により、物事を操作することができます。
だが、しかし、魔術師でない普通の人々もその力をわずかながらですが有しています。一人一人の力は魔術師と比べるべくもないのですが、それが数十億も集まれば、その力は非常に強大なものとなります。

そして人々の多くが”科学”を信奉しています。

そのため、破則魔法が引き起こす”非科学的な!”出来事は、人々の無意識的な力が生み出した”現実”との軋轢を起こしてしまうのです。

その軋轢は”矛盾”という形になり、破則魔法を起こした魔術師本人に飛んできて、ダメージを与えます。大きな矛盾ほど、大きなダメージを引き起こします。

つまり、『M:tA』で破則魔法を使うのは、場合によっては自殺行為にも等しい行動なのです。

そして、そのことを知らないにも関わらず、火事の高層ビルという危険な場所にいるPC達。
はてさて、どうなるでしょうか?



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ヤネウラ

Author:ヤネウラ
私ヤネウラがけっこう衝動的に、ゲームとかTRPGとか漫画とか小説とかジョークとか、そういったものについての思いのたけを書きつらねているブログ。好きなジャンルはSF、推理、冒険、恐怖、幻想、神話あたり。コメント、リンク、トラックバックは大歓迎ですよー(でも内容に関係ないのは勘弁な)。

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