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GM:じゃあ、まずキャラクター作成ですね
PL:はいな
GM:ロケットガールRPGには、キャラクター作成ルールがないので、僕がつくった作成ルールを使います。*1
PL:了解です
GM:なお、キャラクターは新米なので、通常のキャラクターよりは弱めになっております。これから訓練をつんで宇宙を目指すキャラクターなのです
PL:ほうほう。まだスカウトなり応募で合格したばかりのキャラってかんじですな
GM:訓練はある程度つんでますけどね

 しばらくキャラクター作成と説明に没頭する二人。
 それから、しばらくして……

PL:出来ました
GM:じゃあ、確認しますね。年齢と性別は?
PL:16歳 女性。一応ロケットガールだし、RPGの場合は男でも遊べるけど。
GM:了解、技能も問題ないです。魔法技能持っていないし、大丈夫と。*2
PL:魔法技能を持つとしたら、それっぽいソロモン島近郊の出身者にしてましたよ。
GM:それと悲しいお知らせが、パイロットは眼が命なので、眼鏡っこ厳禁ですから
PL:ああ、それは。もち、ろ、ん眼鏡無しですよ。やだなあ。無論、だて眼鏡許容派ですけどね!アリアリ原理主義者ですから!
GM:あ、あとは機体名かな。「タンポポ2」とか「カシューナッツ」とかそういう奴です
PL:んじゃ、サンフラワー。さすがに向日葵の種っていう単語はなかったね。ちぇ
GM: 了解。じゃあ、それでほとんどの準備は終わりました。開始しましょう。
PL:はいな
GM:よろしくお願いします
PL:よろしくお願いします




   ロケットガールRPGセッションログ
   「ファースト・ステップ」
    第一話 面接


「室長代理、さっきのは建前でここからが本音だ。
 衛星ってのはおっそろしく高価なのに、100%が使い捨てだ。
 そこで我らがSSAソロモン宇宙協会が有人宇宙飛行を実現していたとしたら、どうする?
 大事な衛星を末永く使うために、人が行ってメンテナンスする。
 NASAもロシアもやらない芸当を俺たちが一手に引き受ける。
 俺たちの天下だ。宇宙を制する者が世界を制するのだ!」
                       ――SSA所長 那須田勲の言葉



 森田ゆかり、マツリ、三浦茜、三人のロケットガールの宇宙飛行を成功させたことにより、ソロモン宇宙協会は一躍その名をはせた。それにより南太平洋のアクシオ島は、アメリカのヒューストン、ロシアのバイコヌールに次ぐ宇宙への玄関口として、多くの宇宙飛行士希望者の目指す場所となったのである。

 楠木咲も、その一人である

 楠木咲は今、ソロモン宇宙協会(略称SSA)の基地内で、那須田勲ソロモン宇宙基地所長を前にして、面接を受けているところである。

咲  :「くっ、楠木 咲です。失礼しますっ!」
那須田:「まぁまぁ、そうかたくならなくてもいいよ。さて、一番初めに聞いてこう。君が宇宙を目指す動機はなんだい?」
咲  :「あ、はい!」 面接もした事のない小娘が、いきなりこの状況に入ると、そんな事言われても緊張してしまうのだった。「私、近くに種子島宇宙センターがあったんです。時々ロケットが宇宙へ向かって飛んで行く、その場所をを見て育ちました」
咲  :「だから、宇宙がどんな場所なのか、凄く興味があって。その…何て言えばいいのかな」
那須田と、白衣の女性と、スーツの男性は、それを黙って聞いている
咲  :「この応募要項みたら、もう何も考えている余裕もなくなっちゃって。応募しました」
那須田:「すぅばらしい! ロケットの夏の街の住人というわけか! 動機としては、まったくもって自然だな」

GM「16ってことは、高校生だよね。面接したことないってことは、高校行ってない? それとも面接のない受験だった?」
咲 :まぁ多分高校行く前に、ここの応募要項見て高校受験を放り投げこっちに飛びついた。って感じじゃないかな
GM:「りょうかい」

 那須田はにやりと笑って話を続ける。 「さつきくん、彼女をどう見る?」
白衣の女性:「体格的には問題ありません。健康には少々不安がありますが、これからの頑張りしだいのところはあるでしょう」

那須田:「それで充分だ。茜くんだって初めはそんなものだったしな。よし、咲くん、合格だ。君をSSAの宇宙飛行士候補生として受け入れよう」
咲  :「あ……はい!ありがとうございます!」合格の言葉を聞いて華やかな笑顔を浮かべる。彼女の夢が叶う、その第一歩が踏み出せたのだ
スーツの男:「安心するのは、まだ早い。合格とは、訓練プログラムを受けられるようになったということにすぎない」
咲  :「…そ、そうですよね。はい、でも頑張ります」
スーツの男:「君はこれから訓練を受けて、自分の適性を証明しなくてはならない」
那須田:「すまんね、ゆかり君の活躍を見てやってきた人間が何人もいるもんでね。だが、他の国みたいに軍属と学者でなければ上にあがれんというわけではない。ここにいる、木下とさつき君が君をすぐに鍛えてくれるからな」
咲  :「はい!よろしくお願いします」

 木下と呼ばれた眼光鋭い黒スーツの男が、そんな君に質問をしてくる

木下 :「では、さいしょの質問だ。宇宙飛行士が、宇宙でもっとも心がけるべきこととは何だと思う?」
咲  :「宇宙で、ですか…ミッションを成功させる事?」
木下 :「違う、それも重要なことだが、それ以上に重要なことがある」
咲  :「それ以上に? え……と。無事に帰ってくる事、でしょうか?」
木下 :「そうだ、生きて地上に還ってくることだ」
咲  :「生きて帰ってくる……そうか、パイロットが死んでしまったら計画自体が無くなる事だってあるんですよね」
木下 :「そう、その通り。宇宙での死者はその後の宇宙開発を大幅に阻害する。宇宙に行くのは、たった数名の宇宙飛行士だけだが、宇宙開発には非常に大勢の人間が関わっている。それを忘れるな」
咲  :「はい」
那須田:「では、面接はこれで終わりだ。明日からがんがん頑張って貰うぞ!」

 かくして、楠木咲はSSAの宇宙飛行士候補生となったのであった。
 続く


*1 キャラクター作成ルールがない
 プレロールドキャラクターが数人用意されているので、その中から選択するのです。

*2 魔法技能
 ロケットガールRPGには、本当に魔法技能があります。運をちょっと操作する程度なので、それほど強力ではないのですけど。マツリや村長がやっている奴ですね。


 冒頭の台詞は、アニメ版『ロケットガール』第1話の那須田の台詞からの引用。小説版にも同じような場面で似た台詞がありますが、私はアニメ版での那須田の台詞の方が好きなので、こっちから引用しました。「宇宙を制する者が世界を制するのだ!」のところで、カメラが引くのも好き。地球にいながら広大な宇宙を語る、その繋がり方が良いんだよね。


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ヤネウラ

Author:ヤネウラ
私ヤネウラがけっこう衝動的に、ゲームとかTRPGとか漫画とか小説とかジョークとか、そういったものについての思いのたけを書きつらねているブログ。好きなジャンルはSF、推理、冒険、恐怖、幻想、神話あたり。コメント、リンク、トラックバックは大歓迎ですよー(でも内容に関係ないのは勘弁な)。

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