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合宿初日の夜は、はやかわさんストーリーテラーによる『Wraith: the Oblivion』(レイス:ザ オブビリオン)』をプレイしました。プレイヤーは、私、ありまさん、Showさんの三人。

翻訳されている『ヴァンパイア:ザ マスカレード』や『ワーウルフ:ジ アポカリプス』と同じ、旧ワールドオブダークネスシリーズの一つであります。

強い未練のため、レイス(日本語でいうところの幽霊)になりながらも現世にとどまったPCたちをやるゲームです。

下の画像は2ndエディションのもの。ルールはこの2ndをもとに、能力の消費コストなど細かいところは1stを参考にしているようでした。

Wraith: The Oblivion (World of Darkness) Wraith: The Oblivion (World of Darkness)
Jennifer Harshorn、Sam Chupp 他 (1996/02)
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幽霊になったPCたちは未練のもととなった人間や物とかを、自分の意に添うようにするために行動します。子供が未練なレイスは子供を守ったり、豪邸が未練となっているレイスは豪邸が他人の手に渡らないようにするわけです。

しかし、レイスとなってしまった今、現世に影響を与えるのはとても難しい行為となっています。レイスにはいくつか「アルカノイ」と呼ばれる現世に影響を与える特殊能力があるのですが、それらは能力が限定されており、また使える回数も限られているので、何でもできるというわけにはいかないのです。

肉持たぬ身のレイスが現世での出来事に大きく介入するためには、どのように力を使うかを計画をたて、タイミングを見計らい、仲間と協力する必要があるのです。

またレイスは、「シャドウ」と呼ばれる自らの暗い面とも相対しなければなりません。自分の中に存在しているのを認識しながらも、生前のあいだは抑圧し否定し続けてきた部分です。死とともに顕在化したシャドウは、レイスに対して誘惑を行ってきます。

このような障害がたちはだかる中、レイスは己の心残りをなんとかすることができるでしょうか? そして未練をなんとかしたその先には、何が待っているのでしょうか?


プレイヤーとして一回やった印章から言うと、レイスはこんな感じのゲームでした。

で、やった感想としては……

面白い! でも、重い!

というのが、一番に挙げたい感想ですねぇ。
システムは重くないんですが、プレイヤー同士のやりとりとか、ロールプレイとかがひたすらに時間喰いそうな感じのゲームです。これに全員のシャドウによる誘惑が入った日には、一つのシチュエーションを終わらせるだけでも、どれだけ時間がかかるかわかりません。

今回は、シャドウをストーリーテラーがやる方式だったのですが、シャドウを隣のプレイヤーが担当する方式だったら、いったいどれくらいの時間がかかったものやら。こんなゲームをやりたがるのはロールプレイ好きな人でしょうから、実に時間がかかりそうです。


あと、レイスが主人公な割りには(というか、それゆえ?)、あまり怪奇風味ではありません。主人公たるレイスそのものは怪奇な存在なのですが、レイスの主たる関心事は人間世界の出来事なので、主な舞台は人間世界になってしまうわけです。

心残りとなっている人間のことを、レイス達が周りからじっと見ているという光景は、怪奇風味ではありますが、それは視点をひいて考えてみればのこと。PC視点で考えると、あんまり怪奇ではありません。

レイスの能力アルカノイを使うことで「血文字を出す」とか「耳元で囁く」といった怪奇風味満点のことも確かに出来ます。でも、それは人間の視点から見た時の話。レイスの側から見れば、人間を怖がらせるための怪奇能力とかではなく、人間との数少ないコミュニケーションの手段です。だから、むしろオドロオドロしさよりは「気づいてくれぇぇぇー」という切実な思いの方が強くなりがちでしょう。

PCが数少ないポイントを消費して、必死で判定に成功して、血文字で「殺し屋に気を付けろ」と書いても、「ぎゃー、いきなり血が文字で、“殺し”とか書いてるっ!」とか叫ばれて逃げられると、ぐったりきて「逃げんなよっ! 読めよっ!」とか思ってしまうわけですからね。怪奇って感じはあまりしないのです。

むしろ、幽霊もいろいろ大変だなぁと思わされる始末。

というわけで、なんというか、アイデアは凄いし、面白いのだけど、人選びすぎって印象を受けたゲームでした。おもしろいんだけどねぇ。


セッションの方は、レイスのベテランであるはやかわさんのテクニックのおかげで、非常に面白いセッションとなりました。やることがわかりやすいし、シーンの切り方もうまかったので、適度なプレイ時間でした。シャドウも1回出る程度でしたしね。でも、その方が印象強くて良かったです。


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ヤネウラ

Author:ヤネウラ
私ヤネウラがけっこう衝動的に、ゲームとかTRPGとか漫画とか小説とかジョークとか、そういったものについての思いのたけを書きつらねているブログ。好きなジャンルはSF、推理、冒険、恐怖、幻想、神話あたり。コメント、リンク、トラックバックは大歓迎ですよー(でも内容に関係ないのは勘弁な)。

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