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 物語の精髄は本書の小品のうちにある、とわれわれは自負する。あとは挿話的な例証、心理的な分析、幸運な、もしくは間の悪い言葉の装飾である。本書がわれわれを楽しませたように、読者諸氏も楽しませることと信ずる。
 ホルへ・ルイス・ボルヘス
 アドルフォ・ビオイ=カサレス

 『ボルヘス怪奇譚集』冒頭、“緒言”より


 ウンベルト・エーコ読んでたら、何度もボルヘスについて言及されているんで、ふとボルヘスが久しぶりに読みたくなった。で、選んだのがこれである

 怪奇譚集といってもボルヘスの短編集でなくて、世界中からボルヘスがよりすぐった不思議なお話を集めた本。だいたい1ページに1話のお話が書かれている(数ページ及ぶ話もたまにある)。
 1話が短く、しかもどの話もなかなか面白いので、あっというまに読み終えてしまった。
ある程度の水準以上の面白い話を、これだけ集められるとは、ボルヘスとは凄いお人である、と改めて思わされた。
 今回読んだのは古い方だが、手に入りやすそうだと思われる新しい方の版でリンクをはっておく。

 結論としては、ごくわずかな欠点があるがそれを考慮しても、面白い本であると言える。

 同じ作者の似た形式の『幻獣辞典』の方が、より面白いんだよなぁ。

ボルヘス怪奇譚集 (晶文社クラシックス)ボルヘス怪奇譚集 (晶文社クラシックス)
(1998/06)
ホルヘ・ルイス ボルヘス、アドルフォ ビオイ=カサレス 他

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ヤネウラ

Author:ヤネウラ
私ヤネウラがけっこう衝動的に、ゲームとかTRPGとか漫画とか小説とかジョークとか、そういったものについての思いのたけを書きつらねているブログ。好きなジャンルはSF、推理、冒険、恐怖、幻想、神話あたり。コメント、リンク、トラックバックは大歓迎ですよー(でも内容に関係ないのは勘弁な)。

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