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このあいだやったVODのプレイレポートです。
題して「いったいあれはなんだったのか?」。
レギュレーションは、タイムライン7、経験点+40点、熟練度+400点、功績点1600点で借金500まで可の単発セッションです。

なお、この文章はテーブルトークロールプレイングゲーム『ヴェルトロオーバードライブ』のプレイレポートであり、フィクションです。実在の人物、団体、事件などにはいっさい関係ありません。

参加PCは以下の通り。

コールサイン名/性格/使用VW
ザクスナイパー/天然
 使用VWは、スナイパーライフルを両手持ちしたパトリオット。
 どうすれば天然らしくふるまえるかに悩むVOD準初心者ひかりゴけ君がプレイヤー。確かに天然は難しい。

デッドムーン/正義漢/ドライエック
 使用VWはロケットランチャーで遠距離攻撃力を持たせたドライエック。
 パーティのまとめ役的存在。プレイヤーはガンドッグ研究家のFeltくん。

バンデット/悪人
 使用VWはロケットランチャーを積みまくったリピンスキー。シューティングモードが基本。
 《俺のターン!》まできっちりとっている戦術リーダー。頼もしい。プレイヤーはゴブリンくん。

 ザクスナイパー、デッドムーン、バンデットの三人は東京ミリティアに集められ、司令である峠八房からのある仕事依頼をされていた。
 依頼内容は、軌道軍寄りの立場をとっている建築会社・高梨建設を、ミリティアよりの企業にしてくれというもの。
 高梨建設は、軌道軍のVWが隠れられそうな建物を中立都市にたくさん造っている困った会社。しかし、少し前まではミリティア寄りの立場をとっていたので、まだなんとかなるのではないかと峠は考えPCたちに依頼してきたのである。

 依頼を二つ返事で引き受け、調査を開始するPCたち。
 バンデットが会社の株の流れを調べてみると、先代社長とその持ち株が空爆で行方知れずになり、そのせいで次に多く株を保有している先代社長の弟が社長になったことがわかる。そして弟が社長になってから、会社は軌道軍寄りになったようだ。

 とりあえず、現社長に会ってみようと高梨建設におしかけるPCたち三人。

 軌道軍につく危険性を説きミリティア寄りになるようにと説得するデッドムーン。しかし現社長は、俗物の欲深人間で、会話は平行線に。なおも話をしようとする三人に対し、社長はこれから予定があるから帰れというが、なかなか帰らない三人。会見終了時間になると、日本国大統領・平坂ヒロシが演説する番組「ひろしチャンネル」が開始。
 聞く者の心をとろかす”毒電波”として恐れられている平坂ヒロシの演説。たまらず撤退する三人。*1

 三人は、説得はあきらめ高梨建設の株のことを調べることにする。
 高梨建設について調べていると、同じように株のことを調べている女性と、その女性に因縁をつけているちんぴら2人を発見。正義漢のデッドムーンが喜びいさんで、ちょっかいをかける。自分の性格にそった行動をすることで、演説で傷ついた心を癒すことができるからだ。このゲームでは、余裕のなくなった人間ほど本性をむきだしにするのである。

 このあと、非致死性ダメージとドグマ戦闘のとびかう軽めの個人戦闘が行われる。で、覚悟の差でPCが勝利する。助けた女性に話をきくと、先代社長の娘とのこと。さらに話を聞くと、女性はPCのことを信用し先代社長が株を隠した場所のことを語り始めた。

 空爆で今は廃墟になっている建物に、先代社長は手がかりを残していたのだ。建物は全部で4つあり、そこにある手がかりを全部あわせると株の場所がわかるとのこと。しかし、そこは、なぜか軌道軍が野盗避けのためにパトロールしている場所だった。
 どうやら現社長は、そのへんに手がかりがあることは知っているまでも、建物のどこに手がかりが書いてあるかを未だに見つけることができず、それならば誰の手にも入らないようにしようと、軌道軍に警備を頼んだようだ。
 手がかりを見つければ、手持ちの株を増やすことができる。反感を買いながら新株発行をする危険性を犯すことよりも、なくなった株を探すことを現社長は選んだのだろう。
 それはつまりPCたちが株を見つけることができれば、筆頭株主として株主総会で現社長を追い落とすことができるということだ。

 ああ、私にVW戦力があればと嘆く社長令嬢に、ミリティア戦士たちは手を貸すことを約束し、くだんの地にVWで赴く。

 で、マップにビルを4つちらし、戦闘開始。
 勝利条件は、ビルを壊されないようにすること。
 ビルが破壊されたぶんだけ株の隠し場所がわかりにくくなり、探すのが難しくなる。
 ひらめき判定で、破壊されたビル分の成功度を出さなくてはならないのだ。

 射撃機体は、PCを普通に攻撃できる状況ならばPCを攻撃する。
 格闘戦機体は、PCを攻撃する移動経路にビルがある時は攻撃する。
 どちらの機体も、PCに攻撃できない状況であればビルを攻撃する。

 つまり、積極的にはビルを壊しはしない。
 勝つことができれば、手がかりを見つけられるかもしれないからだ。

 敵VWは、
 アサルトライフルを持ったガンセリオ。
 グレネードランチャーを持った殲雷
 そして広い格闘戦攻撃可能範囲を誇る格闘戦専用機体ドライエック。

 「そうか! この戦闘の鍵は、ドライエックをどう誘導するか、か!」
 「そう、その通り。じゃあ戦闘をはじめようか」

 1ラウンド目、デッドムーンが移動をちょっとミス。
 そのため、ドライエックの攻撃により、はやくもビルが1つ倒壊寸前
 いや、ミスというのは時期尚早か。1個ぐらいなら壊しても大丈夫というリスク管理を行ったわけだから。この選択が正しいかどうかは、株探索の結果が決めることだろう。
 他に波乱はなし。

 2ラウンド目、ドライエックが倒壊しかけのビルを破壊。
 そして、殲雷が転倒。ボコボコにされる
 この時点で、それまでは「絶対、敵を殺しませんよ。俺は脚を破壊します」といっていたザクスナイパーのプレイヤーが「コクピット壊した方が早いんですね」と、もう言い出す。が、なんとか殲雷は生き残る。
 殲雷を攻撃しようとしたツケで、今度はバンデットのリピンスキーがぼろぼろに。しかも、頭部に一発くらいかなりのピンチ。そして、その後、頭部にもう一発ラッキーヒットが!

 「それは胴体に命中です。ふぅ、変形していて助かった。」
 なんと、防御のためにその前の手番に変形していたのだ!
凄い手並みだ、はじめて見た!*2

 3ラウンド目。
 今度は変形したリピンスキーの行動。
 だが、ダイス目が悪く射撃用のモードにもどれない。射撃の方が得意なバンデットであるが、ここはドライエックにブラジオンで2レベル攻撃
 ドライエックは、リピンスキーは格闘戦が苦手だろうとふんで3レベル反撃を選択。リピンスキーが攻撃に失敗したところを、斬り刻んでやろうと待ち受ける。

 そしてリピンスキーの攻撃
 「あ、クリティカル」
 「げっ!」
 「命中は……あ、胴体」
 「ばかなー」

 というわけで、あっけなくやられてしまうドライエック。
 この戦闘の鍵だったのに……
 これが決め手になって、敵チームは諦めモード

 ガンセリオは脱出。殲雷は、なんとか撤退。
 建物1個破壊で止め、PCの勝利。
 破壊されたぶんだけ隠し場所がわかりにくくなるのだが、1個破壊でとどめたので、かんたんに株を発見することができる。

 株を無事に回収した三人と社長令嬢は、株主総会を開き現社長を追い落とす決意を固めるのであった。

 後編につづく。



*1 ひろしチャンネル
 この演説は、PCだけでなく社長の精神にもダメージを与える諸刃の剣である。PCたちがここに留まって交渉攻撃を行えば、社長がここで折れシナリオが決着する可能性はあった。だが、そうなった場合、その報復として襲ってくる軌道軍と精神値がかなり低い状態で戦闘する羽目になっただろう。

*2 リピンスキーの変型
 アサルトモードに変型すると、頭部が胴体に格納され、頭部に攻撃が命中しなくなるのだ。アサルトモードになると射撃攻撃がいっさいできなくなり、しかも変型はけっこう難しいため、こうした行為はなかなか難しい。


 2006年10月18日追記

【】
 ども。ここでははじめましてですね。

 楽しかったっす。

 例の変形は運が良かったです。
 リピンスキー変形推奨派としてはうれしい限りでした。
 これで、あの方もお喜びのことでしょう。

 ただ、悪人ながら、ケイオティックなクソ野郎が出来なかったのが唯一の心残りでしたね。

 では。これにて。
【】
書き込みどうもありがとう!
ゲーム開始まで紆余曲折ありましたが、楽しんでもらえたようでなにより。

俺も悪人は難しいと思うよ。他のプレイヤーが仲間の悪人的行動を嫌がることが多いってのが、大きなネックだね。他のプレイヤーの賛同が得られないと、協力も得にくくなるからどうしてもやりにくくなりがちなので。

リピンスキーの変型は良かった。変型を戦法のメインに据えていないキャラクターでも、変型で得をするということを示せたというのは、大きいと思うぜ。
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ヤネウラ

Author:ヤネウラ
私ヤネウラがけっこう衝動的に、ゲームとかTRPGとか漫画とか小説とかジョークとか、そういったものについての思いのたけを書きつらねているブログ。好きなジャンルはSF、推理、冒険、恐怖、幻想、神話あたり。コメント、リンク、トラックバックは大歓迎ですよー(でも内容に関係ないのは勘弁な)。

TRPGのプレイレポートはこちら

「わたしのすきなもの」に関してはこちら。

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