面接官「特技はショットガン89%とありますが?」
学生 「はい。ショットガン89%です。」
面接官「ショットガン89%とは何のことですか?」
学生 「銃器です。」
面接官「え、銃器?」
学生 「はい。銃器です。敵単体に大ダメージを与えます。」
面接官「・・・で、そのショットガンは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「はい。神話生物やゾンビが襲って来ても守れます。」
面接官「いや、ここに襲いかかってくるような輩はいません。それに人に危害を加えるのは犯罪ですよね。」
学生 「でも、ミゴやディープワンにも勝てますよ。」
面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「敵単体に3d6与えるんですよ。」
面接官「ふざけないでください。それに3d6って何ですか。だいたい・・・」
学生 「6面体を3回振ることです。3d6ダメージとも書きます。ダメージというのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
学生 「あれあれ?怒らせていいんですか?撃ちますよ。ショットガン。」
面接官「いいですよ。撃って下さい。ショットガンを。それで満足したら帰って下さい。」
ズガーン!!
面接官は撃たれたにも関わらず笑っているように見えた。それは恐ろしく歪んだ嘲笑だった。次の瞬間、面接官の身体は捻れ、歪み、膨れあがっていった。ああ、あんな格好をした生き物がこの世にいるなんて。それは今や黒く、痩せて、巨大な、冠を被ったファラオのような姿になっていた。突然、それの無貌の顔が言葉を紡ぎ始めた。
「運がよかったな。今日はMPが足りないみたいだ。」
theme : TRPG
genre : ゲーム