サモニング・モンスターあれこれ

日曜日にはALGを遊んでいた時に話題になった、”サモニング・モンスター”ネタを書き留めておきます。

はやかわさんがサモナーやってたんで、よくその手の話が出たんですよ。
やっぱシュピーレの本場ドイツから帰ってきた人間は違うなぁ。

にしても、考えれば考えるほど、剣呑なゲームだぜ、”サモニング・モンスター”。


1.
「あー、こりゃだめだわ。”投了”します」
「ふざけるなッ!」
「え?」
「降伏したからって、敵が許すとでも思っているのか!? 生きてる限り戦うんだ! それができなきゃサモニング・モンスターなんか止めちまえ!」
「な、なぜ?」


2.
「俺のターン! ドロー! セットアップで〈小悪魔の哄笑〉、そこから〈雷鳥の咆哮〉!」
「ええと、〈岩石の壁〉で防御します。こちらのターン、ドローと。うーん、〈炎精の吐息〉で攻撃します」
「〈岩石の壁〉で防御!」
「ありゃりゃ、こっちはターンエンドです」
「俺のターン! ドロー! セットアップで〈小悪魔の哄笑〉、そこから〈雷鳥の咆哮〉!」
「うは、またですか。うーん、通します。こちらのターンは、うーん、良いカード来ないなぁ。〈小竜の突撃〉で攻撃」
「〈岩石の壁〉で防御!」
「じゃ、ターンエンドです」
「俺のターン! ドロー! セットアップで〈小悪魔の哄笑〉、そこから〈雷鳥の咆哮〉!」
「ええー、またですか! 必要なカードいつも手元に持っているなんて、引き良すぎですよ!」
「ランカーなら、これくらい誰でもできるぞ?」
「……マジっすか?」


3.
「先輩、デッキ見せてもらって良いですか?」
「ああ、良いよ」
「さすがランカー。見たことがないカードが多いなぁ」
「まぁな」
「……あのー、この〈マジックキャンドル〉って効果なんなんですか?」
「周囲を明るくするんだ」
「この〈ノック〉ってのは?」
「ドアを開ける」
「〈ロケーション〉は?」
「物や人を捜す。テキストにも書いてあるだろ?」
「書いてますけど、なんで、そんなカードをデッキに入れているんですか? サモニング・モンスターのどこに周りを明るくしたり、ドアを開けたりする必要があるんです?」



4.
「うおっ、先輩のデッキに入ってるこのカードすげぇ強いじゃないですか! いろいろ付けますからトレードしてくださいよ」
「ダメ」
「えー、トレードしてくれても良いじゃないですかぁ」
「ダメなものはダメだ。トレードで手持ちカード増やせたら、ゲームが壊れるだろ」
「いや、このゲーム、トレーディングカードゲームなんですけど……」


5.
「先輩、前の前の地区大会チャンピオンってどうしてるか知ってますか? このごろ見ないんですけど」
「あいつならこの間、同級生に刺されて死んだよ」
「……え」
「この業界じゃ、良くあることさ」
「な、なんで?」

20日のガイア用のプリプレイ

 ”アルフのレリクス”が隠されている多次元迷宮”ラビリンス”の口が、再び開かれた。

 その情報を得たアイギスとサジッタ社は、即座に行動を開始した。

 ルーンナイトの擁するブルースフィア防衛組織アイギスと、チャンバーウェポンとサモニングモンスターカードゲームを作成する現代の魔法工房サジッタ社。

 この二つの組織は、共にブルースフィアを奈落から守る人類の頼もしい味方であるが同時に、どちらも譲れぬ理由からレリクスを収集するライバルでもあるからだ。

 ”ラビリンス”は過去数回にわたって現れ、そのたびにアイギスとサジッタ社の探索を退けてきた恐るべき遺跡。

 そこで二組織は、これまで以上に腕利きのエージェントを送り込んだのだ。

 ラビリンスははたして踏破できるのか?
 そして、この争奪戦を制し、アルフのレリクスを手に入れるのは一体!?

 アルシャードガイア用シナリオ

 「不破の盾 対 無敵の矢」

 熾烈なレリクス争奪戦の幕が、今、再び上がる!



PC1あるいはPC3:
推奨クラス:ルーンナイト
クイックスタート:世界の守護者
コネクション:アルフのレリクス  関係:渇望
カヴァー:アイギスのルーンナイト

 君はアイギスに属し、レリクスを収集しているエージェントだ。そんな君の下に新たなレリクスの反応が見つかったとの情報がもたらされた。しかもそれは、レリクスの中でも特に貴重なアルフ族の創り出したレリクスの反応だというのだ。君はレリクス奪取の命を受け、現地へと飛ぶ。しかし、それはこの任務はレリクスのガーディアンだけではなく、同じくアルフのレリクスを狙うサジッタ社のエージェントをも相手にしなくてはならないということも意味している。現代の技術と魔法を組み合わせた力を持つ彼らは、手強い競争相手だ。相手にとって不足はない!

 クエスト【アルフのレリクスを南極点のアイギス本拠地”聖域”に持ち帰る】


PC2:
推奨クラス:アルケミスト・サモナー・ルーンナイト以外のクラス
クイックスタート:勇者候補生
コネクション:高坂橙子  関係:ビジネスや恩人など
カヴァー:自由

 君はフォーチュンサービスの支援を良く受けているクエスターだ。いつものようにフォーチューンサービスを訪れた君は、社長の高坂橙子から、これから起こるアルフのレリクス争奪戦を現場レベルでのものに抑えるように動いてもらえないかと頼まれる。アルフである橙子は、アルフのレリクスがサジッタ社とアイギスの間に修復不可能な亀裂を生み出すのを恐れているのだ。彼女の依頼を受けた君は、ラビリンスへと向かう。なお、橙子は君を信頼し、手段や方法に関しては君に一任してある。どう動くかは君の自由だ。健闘を祈る。

 クエスト【サジッタ社とアイギスのレリクス争奪戦を現場レベルのものに抑える】


PC1あるいはPC3:
推奨クラス:アルケミストあるいはサモナー
クイックスタート:マジカルシューターあるいはカードサマナー
コネクション:アルフのレリクス  関係:渇望
カヴァー:サジッタエージェント

 君はサジッタ社のためにレリクスを収集するエージェントだ。
そんな君の下に新たなレリクスの反応が見つかったとの情報がもたらされた。しかもそれは、レリクスの中でも特に貴重なアルフ族の創り出したレリクスの反応だというのだ。君はレリクス奪取の命を受け、現地へと飛ぶ。しかし、それはこの任務はレリクスのガーディアンだけではなく、同じくアルフのレリクスを狙うアイギスのルーンナイトも相手にしなくてはならないということも意味している。古代から伝わるルーン装備を駆使する彼らは、手強い競争相手だ。相手にとって不足はない!

 クエスト【アルフのレリクスをサジッタ社第六技術開発室に持ち帰る】


PC4:
推奨クラス:アルケミスト・サモナー・ルーンナイト以外のクラス
クイックスタート:力の執行者
コネクション:ラビリンス  関係:ライバル
カヴァー:冒険家

 君はスリルとロマンを愛するクエスターだ。そんな君はある日、アルフの創り出した多次元迷宮「ラビリンス」が再び口を開くとの噂を聞きつける。ラビリンスはレリクス狙いの幾多の猛者を飲み込んだ恐るべき、そして挑戦のしがいのある難所だ。冒険のスリルとロマンが君を誘う!

 クエスト【ラビリンスを踏破する】


PC5:
推奨クラス:自由
クイックスタート:異世界の騎士
コネクション:ガーディアン  関係:忘却
カヴァー:記憶喪失のクエスター

 君はクエスターだ。シャードがささやきかけている、それだけは間違いない。が、しかし、それ以外のことは実にあやふやだ。ここが一体どこかすらわからない。行けども行けども同じような通路が続いている奇妙な建物だ。なんとなくだが、ここから脱出しなければ記憶は戻らないような気がする。ならば、やることは一つだ。君は出口を求めて歩き始める。

 クエスト【ラビリンスから脱出する】



 えー、というわけで、見ての通り、アイギスのルーンナイトとサジッタのエージェントが、対決するシナリオでございます。
 さて、この二人の対決ですが、どのような方法で解決させてもOKです!

 普通に戦闘してもOK、どちらかが諦めてもOK、二人で諦めてもOK、エンディングで決闘してもOK、エンディング直前で決闘してもOK、仲間を抱きこんでボコって勝ってもOK、加護でなんとかしてもOKなどなど、どのような方法でもかまいません。

 もちろん、レリクスを持ち帰られなかった方はクエストを達成できなくなります。とはいえ、同時に達成できるクエストは結局最大3つなので、パーソナルクエストとかでクエスト達成数を稼いでおけば、経験点が減ることもありません。

 クエストを達成するもしないも、あなたの自由です。
 あなたがどのようなやり方を選択するかを、今から楽しみです。

 というわけで、よろしく!


「シナリオクラフト」をやってみた

4月22の日曜日に遊んだ『アルシャードガイア』のレポートがやっと書き終わりました。
やれやれ長かったぜ。

やったのは新サプリメント『エブリディマジック』に載っている「シナリオクラフト」を使用してのゲーム。

読んで面白そうだったので、是非やってみたかったのですよ。


more...

theme : TRPG
genre : ゲーム

「ありふれた奇跡の日々」の実体

シナリオクラフトに目を奪われたせいで、他の所をよく読んでいなかった『エブリディマジック』ですが、読んでみるとけっこう面白いです。

特に、カラオケボックスフォーチュンの項目が良いね。


クエスターが自らの存在を明かす方法は「受付で店長にシャードを見せる」か「毒々しい色をした子供用風邪薬のような味のするスペシャルアルコール飲料”フォーチュン・スペシャル”を注文する」

とか

カラオケ機器を使って高坂橙子を呼び出す番号は「105310109」で、これは「橙子さんとトーク」の語呂合わせである

とか

N市支店でアルバイトした時の時給は800円(深夜勤務は1000円)スタートである

とか、そういった細かいことが書かれていて、面白い。

ちなみにN市支店のワンフロア分のマップまで載っています。

…なんで、こんなのが載っているんだ?
…カラオケするのが、そんな多いゲームだっけか?

と思いながら、読んでいたのですが、途中でその謎が解けました。

いやー、見落としていましたよ。
このカラオケボックス、泊まれるんですね!
ライフスタイルが”貧乏”とか”風来坊”なキャラクターのための宿泊施設のようです。
つまり、ALG版”馬小屋”。

ううぅ、せつねー。
世界を救うクエスターが、カラオケボックスで寝泊まりですか。
しかも、購入判定にファンブルすると、ここにすら泊まれないそうだし。

これが「ありふれた奇跡の日々」って奴なんですね!。
たまらんね!
実に生っぽくて心震える設定です。

しかも、(ここでさっきの話題に戻るわけですが)、マップ付きだし、ね、

寝てる所、襲わせる気まんまんにしか見えません。
侮れないぜ、ブルースフィア!

ここはオールドワールドかっつーの!

theme : TRPG
genre : ゲーム

みんなで魔法? まいにち魔法!

『アルシャードガイア』のサプリメント『エブリディマジック』を買いました。

題名から”日常生活と魔法”な感じのサプリメントだと勝手に期待してたら、まったく違う代物でした。

シナリオクラフトとハンドアウトテンプレートがメインのようですね。

でも短いながら、クエスターの生活やカラオケボックスフォーチュン、瑞珠学園についてといった日常的なことについても書かれていますね。

で、メインのシナリオクラフトは、ほうほう……
シナリオをこういう感じでつくっていくチャート表なのね。
ということは、つまり、これって

ボックス版蓬莱学園のシナリオ作成エンジンみたいなものなのかァ!
なーつかしぃ!

まぁ、オープニングフェイズとかクライマックスフェイズとか、セッションの枠組みがはっきり決まっているALGの方が、こういうのはやりやすいだろうなぁ。

蓬莱学園は、はちゃめちゃなシナリオを許容する世界観でありルールであるので、チャートに型どおり従うのはちょっとって感じるところはあった。叩き台としては有用なんだけどね。

そうそう、テンプレートの一つ「彼氏彼女の秘密」はかなり蓬莱っぽかったです。チャートをランダムに振っていくと、たまにALGっぽくないシナリオが出来てしまうところか、良いね。


他にはですね、追加エネミーやら追加ボスやら付属シナリオなども収録されているので、マスターやるには便利な品といえるでしょう。

僕は、公式に設定されている敵キャラを使うのが好きな人間なので、エネミーデータの充実は大歓迎です。レベルも散っているんでグッド。


あとは、噂の機器人タランテラが紹介されていたのは、ちょっと嬉しかったな。
話には聞くけど、ルールブックには書かれていない謎のNPCだったので。

ああ、なるほど、攻殻のアレなんですね。


でも、今回の参考作品紹介は、ちょっとひきました。
シャナのところが特に。

いや、そんなにはっきり断言されても。
プロフィール

Author:ヤネウラ
私ヤネウラがけっこう衝動的に、ゲームとかTRPGとか漫画とか小説とかジョークとか、そういったものについての思いのたけを書きつらねているブログ。好きなジャンルはSF、推理、冒険、恐怖、幻想、神話あたり。コメント、リンク、トラックバックは大歓迎ですよー(でも内容に関係ないのは勘弁な)。

TRPGのプレイレポートはこちら

「わたしのすきなもの」に関してはこちら。

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